コットンテントは雨の日も使える? 悪天候時の撤収方法やメンテナンス方法をご紹介

コットンテントは雨の日も使える?悪天候時の撤収方法やメンテナンス方法をご紹介

テント選びで重要視しているポイントは何ですか?
大きさ?機能性?デザイン?こだわりのポイントを持っている人も多いと思います。
これらのポイントも重要ですが、テント選びでは生地も重要です。
テントを作る生地で室内の快適性が異なります。
そこで今回は、コットン生地でできたテントについて紹介します。
コットンテントの特徴やお手入れの仕方を紹介していくので、ぜひテント選びの参考にしてください。

コットンテントは雨の日も使えるの?

キャンプ中の雨

キャンプ時に一番困ることは、急な天候変化だと思います。
ほとんどのテントでは、撥水性のあるポリエステルが使用されていることが多いです。
コットンテントも多少の雨ならキャンプを楽しむことができます。
ある程度、撥水加工が施されているため、短時間の雨なら耐えることが出来るでしょう。
しかし、長時間の大雨だと雨を吸い込んでしまうので注意が必要です。


コットンテントの耐水圧

コットンテントの耐水圧を紹介します。
コットンテントの一般的な耐水圧は、300~400m程度です。
耐水圧300~400mmは、小雨に耐えられる程度の耐水性です。
加えて、コットンの特徴の1つに「水に濡れると空気を通さない」ことがあります。
生地がふやけて空気を通さないことで、防水性が向上します。
しかし、滴るほどの雨漏りはしませんが、触ると水が染み出てくるので注意が必要です。
コットンテントの耐水圧はそれほど高くないため、大雨の時のキャンプには不向きでしょう。

雨に強いコットンテントを選ぶポイント 

キャンプ時が雨の確立が高いと分かっていても、デザイン性の高いコットンテントでキャンプを楽しみたい人もいるでしょう。
そういった人は、どのようなコットンテントを選べばよいのかを解説します。
今回、解説するポイントは4つです。


TCテント(ポリコットンテント)である

ポリコットンテントのメリットデメリットとは?

コットンテントの中には、ポリコットンテント(TCテント)と呼ばれる種類があります。
コットンテントの中でも耐水性が高く、コットンとポリエステルのメリットを掛け合わせた素材です。
ポリエステル製のテントの場合、火の粉で燃え移る可能性があるため、近くで焚き火ができないことが多いです。
それに比べて、ポリコットンテントはコットンの燃えにくい性質を兼ね備えているため、テント付近で焚き火を楽しめるというメリットも持っています。


耐水圧が高い

コットンテントを選ぶ時には、必ず耐水圧を確認しましょう。
耐水圧は雨に耐えられるスペックがあるかどうかの基準となる値です。
そのため、コットンテントの中でも耐水圧の高い商品を選ぶと、雨の日でも安心してキャンプを楽しめるでしょう。

フロアシートが付いている

フロアシートのメリットは底冷えや浸水を防げる。

コットンテントを使用する場合は、フロアシートが付いているものがおすすめです。
フロアシートを敷いてテントを設営することで、地面からの浸水を防ぐことが可能です。
水を通しにくい性質があるものの、じわじわと水分を吸収していくと浸水してしまう恐れがあります。
そうならないために、天候が急変する可能性のある日は、必ずフロアシートを敷きコットンテントを設営することで、テントをや室内を雨から守りましょう。


必要最低限のサイズである

コットンテントのサイズを、参加人数に合わせて購入しましょう。
大きめのサイズを購入してしまうと、設営や撤収時に雨を含んでしまい、より重量が重くなってしまいます。
ポリエステル製のテントよりもコットンテントは重量が重めなので、サイズ選定もとても重要です。
もしもの時を考えてサイズを大きくしてしまうと、設営や撤去が人一倍大変になる可能性もあるので、必要最低限の大きさを選ぶのが無難でしょう。


悪天候時のコットンテントの撤収方法

雨が降っている山の中にあるテント

では、コットンテントを使用している時に、天候が悪化してしまった時の撤収方法を紹介します。
今回は撤収時に「雨がやんでいる場合」と「雨が降っている場合」に分けて、解説します。


撤収時に雨が止んでいる場合

コットンテントは湿気に弱いため、必ず乾いた状態で保管するのが基本です。
もし雨に濡れた状態で収納袋などに保管してしまうと、カビや悪臭の原因になってしまいます。
またコットンなので、シワが付いてしまう可能性も。
そうならないために、撤収時に雨がやんでいる場合は、しっかり雨粒や結露をふき取り少し干しておきましょう。
干している間に、他の荷物を片付けておくと効率よく撤収作業を進めることができます。
このように最後にテントを撤収することで、帰宅後にわざわざテントを干す作業を省くことができますよ。


撤収時に雨が降っている場合

撤収時に雨が降っている場合、複数人で作業するのがおすすめです。
雨を含んでいるコットンテントは重量が重くなっていることに加え、泥や葉っぱなどの汚れをふき取る作業も必要です。
この時にしっかり泥や葉っぱなどを処理しておかないと、テントに色が付着してしまう可能性あります。
また雨に備えて、テントが入るくらいのビニール袋を準備しておくとよいでしょう。
ビニール袋にテントを収納することで、収納袋に入れやすくなります。
そのため、テントのスペースが大きくなり、ほな荷物が入らなくなるといったトラブルを防ぐことが可能です。


ぬれたコットンテントのメンテナンス方法

コットンテントがぬれてしまった時は、メンテナンスが重要です。
まず帰宅した後は、なるべく早く風通しのよい場所で干しましょう。
帰宅時は疲れているとは思いますが、ぬれたコットンテントを放置してしまうとカビや悪臭の原因になってしまいます。
また干す時は、コットンテントを張って陰干しするのがおすすめです。
コットンはぬれて乾く時に縮む可能性があるので、張って干すことで縮みを軽減することが可能です。
もし張って干すスペースがない人は、車にかけて干すでも問題ありません。
テントが乾いたら、湿気の少ない場所で保管しましょう。
もしクローゼットなどの風通しの悪い場所しかない場合は、剤や除湿器などを使用するのがおすすめです。
また急な雨対策として、コットンテントに撥水剤を用いるのもよいです。
撥水剤を使用する場合は、テントに付着しているホコリや生地くずなどをブラシで落とし、全体に吹きかけます。
ムラなく生地に浸透するように、ブラシなどで全体を塗り込みましょう。

コットンテントがカビてしまったらどうする?

季節によってはカビが発生しやすい時期もあるでしょう。
もしコットンテントがカビてしまった時はどうすればよいのか?
詳しく説明します。
もしコットンテントにカビが生えてしまった時は、中性洗剤や酸素系の漂白剤で丁寧にふき取りましょう。
塩素系の漂白剤を使用してしまうと、色落ちの原因になってしまうので注意が必要です。
自分でカビの処理を行うと、生地の変色やよれ、カビの除去度が不十分な可能性があります。
そうなるのが嫌だと思う人は、プロのクリーニングサービスを利用するのがおすすめです。


タナベスポーツでレンタルできるおすすめのコットンテント

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コットンテントについて、紹介してきました。
使用することでフォトジェニックなキャンプ空間を演出できますが、お手入れが他のテントよりも手間がかかります。
また文章で見ているだけでは、コットンテントの使用感が分からないという人もいるでしょう。
そういった人は、レンタルサービスでコットンテントを試してみるのがおすすめです。
レンタル会社に手間を丸投げして、コットンテントでこだわりのキャンプ空間を演出しませんか?
タナベスポーツのレンタルサービスで利用できるコットンテントのおすすめ商品を紹介します。


アスガルド 12.6〔ノルディスク〕テント 6~8人用〔春・夏・秋〕

ノルディスク・アスガルド
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北欧デザインなノルディスクのアスガルトは、ナチュラルホワイトで太陽やランタンの灯りを通りやすくフォトジェニックな空間を演出できると、SNSで大人気。
キャンプだけでなくグランピングとしても活用されており、キャンパーなら一度は使用してみたいと思うテントNo.1です。

nordisk(ノルディスク)アスガルド

レンタルセットでは、テント本体だけでなくフロアシートやペン、ハンマーも付いているため、手ぶらでキャンプを楽しめます。


ノルディスクのアスガルト12.6をレンタル

雨の日にコットンテントを使う場合は適切な対処法をしよう

いかがでしたか?
コットンテントは雨には弱いデメリットがありながら、焚き火を楽しめたり、他のテントでは味えない空間を演出することができます。
天気予報を確認していても、キャンプの日に雨が降らないという確証はありません。
そのため、もしもの時のためにしっかりメンテナンス方法を確認しておき、自慢のコットンテントでキャンプを楽しみましょう。
またご自身に合ったテントを探しているという人は、まずレンタルサービスで使用感を確かめてみるのもおすすめです。
タナベスポーツのレンタルサービスでは、配送で簡単に受け取りができ、お得なポイントを貯めながらレンタルが可能です。
少しでも気になる方は、タナベスポーツのレンタルページを確認してみてくださいね。


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