
【冬キャンプの睡眠事情】寝袋の選び方は?おすすめのコスパシュラフも一挙紹介!【2025年最新】
単純に気温だけで判断していると危険な冬のキャンプ。 冬山の中、布1~2枚先が外のテントの中はとても寒く、底冷えもします。 快適に夜を過ごすためには適切な対処がマスト! 今回は冬キャンプで使用する寝袋(シュラフ)についてお話しさせていただきます。
冬キャンプの寝袋の選び方と注目ポイント
シュラフの封筒型とマミー型の違い

シュラフには大きく分けて「封筒型」と「マミー型」があります。
封筒型
ゆったりとした形状で寝返りがしやすく、夏場や車中泊向け。
マミー型
体にフィットする形状で保温性が高く、冬キャンプや登山向け。
快適温度・下限温度・限界温度とは?
冬用寝袋を選ぶ際に重要となるのが、「快適温度」が使用環境に適しているかを確認することです。
ここではメーカーのサイトによく記載されている「快適温度」「下限温度」「限界温度」の違いについて説明します。これらの基準はISO EN 23537に基づいて設定されています。
快適温度(Comfort Temperature)
標準的な成人女性がリラックスした姿勢で快適に眠れる温度。
下限温度(Limit Temperature)
標準的な成人男性が丸まった姿勢で寒さを感じながらも8時間の睡眠を維持できる温度。
限界温度(Extreme Temperature)
標準的な成人女性が寒さによる健康リスクを伴いながらも6時間耐えられる最低温度。
以上が寝袋に記載される対応気温スペックについてです。
しかしできるだけ荷物を軽減して挑む高山へのトレッキングとは異なり、キャンプは十分に備えて車で行くことができるので快適温度に注目してシュラフを選ぶのがおすすめです!

初心者におすすめの冬キャンプ用寝袋の選び方
冬用のシュラフはマミー型で、キャンプ予定地の最低気温よりも快適温度が低いものを選びましょう。
そしてその上でコットや断熱シート、カイロやカセットガスストーブなど寝袋以外の部分でも体を冷やさない工夫をするのが冬キャンプで快適に眠るコツです!この時ガスや熱の取り扱いにはしっかり気をつけましょう!
高性能な冬用寝袋(シュラフ)を出しているおすすめブランドを紹介!
ISUKA(イスカ)
国内メーカーとして信頼の高いISUKAは、軽量で高い保温性を持つダウンシュラフを多数展開しています。特に「エアシリーズ」は人気で、厳冬期にも対応可能です。
mont-bell(モンベル)
モンベルの寝袋はコストパフォーマンスに優れ、独自のスパイラルストレッチ構造により快適な寝心地を提供します。初心者から上級者まで幅広く愛用されています。
NANGA(ナンガ)
国内生産にこだわるNANGAは、高品質なダウンと優れた防水性能を誇ります。寒冷地キャンプや登山にも対応できるラインナップが豊富です。
おすすめの冬キャンプにおすすめの寝袋(シュラフ)
冬キャンプに最適なシュラフを選ぶ際は、以下のポイントを考慮しましょう。
・使用する気温帯に適したモデル・収納性と持ち運びのしやすさ
・価格と性能のバランス
ここからは実際におススメの寝袋を紹介していきます。
mont•bell(モンベル) シームレス ダウンハガー800 #1

(引用元: Amazon)
快適温度-3度
限界温度-10度
形状マミー型
保温性が抜群な800FPとふんわり軽いEXダウンで作られたシュラフです。寝心地を良くするために、生地の伸縮性の高いスーパースパイラルストレッチシステムが導入されています。そのため、コンパクトなのに手足を動かしやすくずっとフィットしてくれるから、野外でも安眠をサポートしてくれます。
さらに、縫い目が少なくコールドスポットができにくい構造だから、機密性が高くなり保温力もより発揮されています。口コミでも、コンパクトで軽いのに暖かさがキープされていると、評判の商品です。
mont•bell(モンベル) シームレス バロウバッグ #2

(引用元: Amazon)
快適温度0度
限界温度-6度
形状マミー型
保温と撥水、さらに速乾を兼ね揃えたシュラフです。寝ている間に汗をかいても撥水と速乾によりふんわりを維持しずっと保温してくれます。何よりも肌触りがよく、繊維が極細でしなやかだからシュラフ特有のゴワゴワ感も軽減されています。
また、シームレス構造とバイアス構造により、保温性があるのにしっかりとストレッチ性のある生地を実現してくれています。口コミでも、伸縮性が良く寝返りもできる、コンパクトなのに空間があり寝心地が良といった感想が多い商品です。
NANGA(ナンガ) オーロラライト 750DX

(引用元:Amazon)
快適温度-4度
限界温度-10度
形状マミー型
寝ている間にかく汗の湿気を外に逃し防水加工がされた透湿防水機能のあるシュラフです。チタンが組み込まれた素材により蓄熱と保温効果があるため、寝ていてもずっと暖かい状態をキープしてくれます。
真冬でも寒さで目が覚めることなくぐっすりと眠れると口コミでも評判で、特にダウンのふっくら感がずっと続くから寝心地もサポートしてくれると、ナンガのシュラフの中でも人気です。
Isuka(イスカ) エアプラス630

(引用元:Amazon)
快適温度-5度
限界温度-15度
形状マミー型
雪の残る時期でも耐えられ、さらに軽量化にも成功しているためキャンパーだけでなく登山家にも人気のシュラフです。
台形ボックスの構造だから、ダウンのふっくら感をキープしながら熱が外に流れるのを遮断。保温性が高い状態で寒さから守られます。
また、足先までしっかりとダウンを感じられるフットボックスと、首周りにはショルダーウォーマーもあるから冷気が入りません。そのため、寝てから朝起きるまでしっかり暖かいと口コミでも評判で、寒い冬に利用しているキャンパーが多いのが特徴です。
WESTERN MOUNTAINEERING (ウエスタンマウンテニアリング) ウルトラライト

(引用元: Amazon)
快適温度-7度
形状マミー型
ダウンにはヨーロッパ産のホワイトグースが使用された高品質のシュラフです。高い保温性だけでなく軽量だからコンパクトにもなる優れもの。さらに密度の高い生地が圧縮率を高め、より軽量に仕上げられています。
就寝時に気になる首や頭周りをすっぽりと包み込むマフラー付きだから、冷気が入り込むのも防いでくれます。軽くて保温性が高いだけでなく、3シーズン使えるのも人気の理由です。
LOGOS(ロゴス)抗菌防臭 丸洗いアリーバ・-15

(引用元:Amazon)
限界温度-15度
形状マミー型
頭もすっぽりと覆いぬくぬくになれると人気のシュラフです。内側の生地にはAG +効果のある技術が用いられ、抗菌防臭効果があるため、使い続けていても臭くなる心配がありません。洗濯をしても耐久性が高く抗菌効果も維持。
そのため、丸洗いができるのに抗菌防臭がずっと続くから、匂いも気にならないと口コミでも評判です。
そしてなんといっても本格シュラフで国内メーカーなのにアンダー2万円!この圧倒的コストパフォーマンスがLOGOSの寝袋の魅力です!
Bears Rock(ベアーズロック) マミー型センタージッパー寝袋-34℃

(引用元:Amazon)
快適温度12~-12度
限界温度-34度
形状マミー型
ベアーズロックの中でも一番人気の商品で、「BRウォーム3D中化学繊維」の中綿が組み込まれた保温性のあるシュラフです。
空気をたくさん含むため、ふわふわで柔らかく触り心地も抜群。さらに、小さくコンパクトにもなるので持ち運びにも便利。
寝心地の良い布団感覚のシュラフだから、朝までぐっすり眠れると人気で、コスパも良いと口コミでも評価の高い商品です。
寝袋を選ぶ以外の防寒対策も重要
コットや断熱性能のあるシートで底冷えを防ぐ
地面からの冷気を遮断するために、コットや銀マット、フォームマットなどの使用が効果的です。
地面からの冷えを防ぐことで、より快適な睡眠を確保できます。
インナーシュラフも大活躍!
寝袋の保温性を高めるために、インナーシュラフを併用することで、冷気の侵入を軽減・体温を逃がさず快適に眠ることができます。
湯たんぽやカイロ
手軽に暖を取る手段として、湯たんぽや使い捨てカイロを活用するのもおすすめです。シュラフの中に入れることで、寒さ対策がより万全になります。
でも低温火傷には気を付けて!
冬キャンプだけレンタルで済ませるのもアリです!

冬キャンプを数回しか行わない場合、購入ではなくレンタルを利用するのも賢い選択肢です。
タナベスポーツはレンタル最安値に挑戦中!
タナベスポーツでは、手頃な価格で高性能な寝袋をレンタル可能。キャンプ用品レンタルの業界最安値に挑戦しているので予算を抑えて冬キャンプを楽しめます!
タナベスポーツでレンタル可

ISUKA(イスカ) アルファライト700X
ISUKAが打ち出す春から秋の3000mクラスや冬の低山で使用されている本格寝袋!高品質な保温材を使用し、低温を想定した熱を逃がしにくく冷気が入りにくい設計。圧迫感を感じにくい構造も人気。
タナベスポーツでレンタル可

お供セット
ISUKA(イスカ) アルファライト700Xに、コット、チェア、マットも付いた人気セット。お友達のキャンプにお供するための装備完全版が格安で!
適切な寝袋・防寒対策で冬キャンプを安全快適に
冬キャンプでは適切な寝袋選びと防寒対策が不可欠です。事前の準備をしっかり行い、安全で快適な冬キャンプを楽しみましょう!