テントにブルーシートを被せると雨対策になる?その他のブルーシート活用術やおすすめの専用アイテムを紹介
この記事ではキャンプを予定していて、予定日が雨予報でどのような準備が必要か困っている人向けに、ブルーシートで行う雨対策を紹介しています。
他にも、キャンプ時にブルーシートを持参すべきかと思ってる人のために、ブルーシートの活用術を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
テントにブルーシートを被せると雨対策になるって本当?
キャンプの時、急に雨が降ってきたらどうしますか?
すぐに撤収なんて、難しいですよね。
そこで、急な天候悪化に役立つのがブルーシートです。
ブルーシートの活用術は、警視庁警備部災害対策課のX(旧Twitter)などでも紹介されています。
テントの下にブルーシートを敷いておくだけで、地面からの浸水を予防することが可能です。
他にも風よけ、目隠しなどの効果が期待できますよ。
ブルーシートを持っていれば、グランドシートやフライシートの代わりになるため、費用を抑えてキャンプを楽しめるメリットがあります。
キャンプ中に大雨が降り、テントから雨漏りしたことがありました。その時に大活躍したのがブルーシートです。通常はテントの下に敷くブルーシートをテントに被せることで水漏れを防ぐことができました。ブルーシート1枚で目隠し、風よけ等いざという時に役立ちますので、ご用意されてはいかがですか?
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) November 29, 2018
テントに被せるブルーシートの選び方
では、どんなブルーシートを持っていればキャンプの時に役立つのかを紹介します。
今回、注目してほしいポイントは2つです。
「シートの厚さ」と「シートの大きさ」です。
シートの厚さ
ブルーシートを選ぶ時は「番手」を一番に確認しましょう。
#1000から#4000まであり、数字が低い#1000の方が薄く軽く、#4000に近いほど、分厚く重たいのが特徴です。
#1000は手頃な値段で軽量なため、持ち運びが楽なのがメリットです。
しかし、耐水性が強いわけではないので、長時間の雨に打たれると浸水してしまう可能性があります。
#3000や#4000ほどの厚みになってくると、グランドマットの代わりやフライシートとして長時間活用できる厚みがあります。
#1000の番手に比べると高額になりますが、丈夫かつ使用用途の幅が広がるので、キャンプで使用したい人は#3000以上のブルーシートを選ぶのがおすすめです。
シートの大きさ
ブルーシートには、いくつか規格サイズがあります。
一般的なサイズは「3.6m×5.4m」「5.4m×7.2m」「10.0m×10.0m」が人気です。
おおよそ「3.6m×5.4m」は12~16人、「5.4m×7.2m」は30~35人が座れるサイズ感です。
大きいサイズになれば重量が重たくなってしまいますが、小さいサイズを選んでしまうとうまく活用できないかもしれません。
そのため、ブルーシートの使用用途を明確にし、キャンプの参加人数やテントのサイズを計測した上でサイズを選ぶのがおすすめです。
雨対策以外のブルーシート活用術
ブルーシートは雨対策に優れていると紹介してきましたが、雨以外の時でも活用することができます。
次からは、雨以外のブルーシートの活用方法を説明していきます。
地面に敷く
石や地面の湿気からテントを守れる
1つ目は、グランドシートの代わりにブルーシートを活用する方法で はじめてのキャンプ
+ 新規カテす。
グランドシートは、地面にある石や岩、土から伝わる湿気や汚れからテントを守るために使います。
テントのダメージや汚れを軽減し、寿命を長くしたりや片付けを楽にすることが期待できます。
また冬キャンプ時の冷気を抑制することも可能です。
テントの先に張る
一時的な雨よけや日差しよけとして使える
テントの設営前にブルーシートを設置することで、一時的な日差しや雨よけとして活躍します。
UV加工や防水加工がしっかりしているブルーシートであれば、タープの代わりとしても使用できますよ。
テントとタープを揃えようと思うと費用が高額になりやすいので、ブルーシートでタープ代を節約することも!
カバーにする
屋外の荷物を夜露で濡れるのを防げる
キャンプは主に屋外での活動になるため、テーブルやイスなどの荷物が夜露で濡れてしまうことがあります。
寒暖差が大きくなる可能性があるため、ブルーシートを荷物のカバーとして持参しておくと、夜露を予防することができます。
夜露用にタオルを余分に準備するとなると、荷物量が多くなってしまいます。
荷物を最小限にするためにも、さまざまな活用方法があるブルーシートを持参しておくのがおすすめです。
ブルーシートを利用する際の注意点
さまざまな活用方法がある万能なブルーシートですが、使用する時に注意すべき点が3つあります。
詳しく注意点について説明していくので、ブルーシートを使おうと思っている人は確認してくださいね。
おしゃれなテントが隠れてしまう
ほとんどの人がキャンプを始めるために、デザインや機能などに拘ってテントを選んでいると思います。
しかし、ブルーシートをフライシートの代わりに使用することによって自慢のテントが隠れてしまう可能性があります。
他にも、タープの代用にブルーシートを使用すると、自慢のキャンプ用品で作り出した世界観を損なわせてしまうかもしれません。
厚みやサイズによって扱いづらい可能性がある
ブルーシートの厚みや面積が大きいほど、重量が重たくなっていきます。
例えば3.6×5.4mのブルーシートの重量の表を見ても、番手が大きくなるにつれて重量が重たくなっています。
では、もっと大きいサイズの場合、重量はどれくらいなのか?
m2あたりのgを153gとした場合、#3000の10×10mは約15kgにもなります。
女性が15gのブルシートを運ぶのにはなかなかつらいと思いますので、持ち運びできる重量のサイズを選ぶのがベストです。
火に弱いので場所によっては使えない場合がある
ブルーシートの素材は、ポリエチレンが多いです。
そのため、高温物へ近づけると燃え上がってしまう危険性があります。
タープとして活用する場合、一緒に焚き火を使用することもあると思うので、十分に注意が必要です。
もし、防火機能がほしいという人は、白防火シートというものもあるので、そちらをかつようしてみてはいかがでしょうか?
注意点を解消するなら専用のアイテムを持参するのもおすすめ
ブルーシートを活用する上での注意点を紹介しました。
中にはキャンプ中の世界観やデザインを損ないたくない人もいるでしょう。
そんな人は、キャンプ専用アイテムを活用するのがおすすめです。
タトンカ TARP1 TC
(引用:Amazon)
ポリエステルと綿で作られた生地であるため、焚き火の火の粉が付いても溶けたり燃えたりしない特徴を持っています。
ポールを引っ掛ける場所が多いため、好きな形に設営できます。
防火性には優れていますが他ブランドのタープよりも防水性が弱い特徴を持っているため、撥水スプレーなどを併用するのがおすすめです。
concos (コンコス) グランドシート
(引用:concos公式サイト)
グランドシートだけでなく、レジャーシートや陣幕としても使える3wyaグランドシート!
極厚綿帆布で耐久性が高い特徴を持ち、パラフィン加工で防水機能も兼ね備えています。
使い込めば使い込むほど、自分だけの風合いが出てくる愛着の持てるグランドシートです。
事前の準備で快適なキャンプを楽しもう
今回はキャンプの時のブルーシートの活用方法を紹介してきました。
キャンプを楽しむためには、天気などの自然の変化に柔軟に対応できる準備が必要です。
柔軟に対応できる準備として、ブルーシートの準備や活用法をしっかり確認しておきましょう。
キャンプ初心者の場合、準備で悩むこともあるでしょう。
そういった時は、グランドシートやフライシートも付いてるキャンプセットをタナベスポーツでレンタルするのもおすすめです!
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