夏キャンプに適したテントの選び方とは? 押さえておくべき暑さ対策やおすすめテントをご紹介
夏は気分も上がってアクティブにいきたくなりますね!仲間とBBQして水辺で遊んでのキャンプなど、想像するだけでワクワクします。
夏のキャンプは、いかに暑さ対策をしっかりするか、特に「テント内で快適に過ごせるかどうか」がとでも重要なポイント。
日除け、通気性、虫対策…夏テントは気にすることがいっぱい
タープ要らずの日除けスペース、メッシュ窓採用で通気性◎・虫除けになる最強夏キャンプファミリーテント「コールマン(Coleman) タフスクリーン2ルームハウス」
夏キャンプは暑さはもちろん、日差しや虫など意外と気にすることも多いです。
今回は、それらを解決できる夏テントの選び方やオススメのテントを紹介します!
夏キャンプに適したテントの選び方
ではどんなテントが夏キャンプに向いているのでしょう?
テントの素材と種類の、ふたつの視点から説明します!
素材を選ぶ
まずはテントの素材に着目します。
テントの生地にはいろいろな種類があり、それぞれメリットもデメリットもあります。自分のキャンプスタイルや好みによって選んでみてください。
通気性が高い「フルメッシュ」
テントは内側のインナーテントと外側のフライシートの二枚構造になっているのが一般的です。
そのインナーテント側が全てメッシュになっている「フルメッシュ」タイプだと、通気性も非常によく、フライシートを巻き上げれば「網戸」とか「蚊帳」のような状態になり、風通し抜群でとても快適です。
注意したいのは、雨が降ってくるとフルメッシュは雨水を防げないため、テントの上にタープを張るのがオススメです。日陰を作る効果もありますから、フルメッシュテントを使う際はタープと組み合わせて使うのがベストです。
冬でも使える「コットン」
フルメッシュテントは夏には大活躍ですが、寒い時期には不向きですね。
年間を通して使えるものを選ぶなら、コットン素材もオススメです。コットンは非常に吸水性が高く、夏の湿気を除去して快適に過ごせます。
逆に、保温効果もあるため冬場は温かく、年間を通して活用できるスグレモノです。
また、綿の天然素材を生かしたナチュラルな風合いで、見た目も優しくて女性にも大変人気があります。
耐久性を重視したいなら「ポリコットン」
耐久性を重視して、丈夫で長持ちする素材を選ぶなら、なんといってもポリコットン(TC)素材がいいでしょう。
TCテトロン(=ポリエステル)とコットン、または、テクニカルコットンの略で、双方のいいとこどりをした素材で、頑丈なだけでなく遮光度が高く夏の日差しをしっかり遮ってくれます。
また、通気性も保温性も良く、夏は涼しく冬は暖かいのが最大の特徴です。
ただし、頑丈なぶん、やや重いのと値段が高めなので、選ぶ際には充分検討してみてください。
テントの種類を選ぶ
次はテントの種類をみてみましょう。
種類もたくさんありますが、今回は主なタイプを三つ紹介します。こちらもメリットもデメリットもありますので参考にしてみてください。
設営が簡単な「ドーム型」
数あるテントの中で、最もベーシックなタイプが「ドーム型テント」です。
天井が丸みを帯びた形状で、2本のポールをクロスさせて支えあって立ち上がります。シンプルな構造なので、設営がとても簡単で、一人でも楽に組めるのが大きな特徴です。設営が簡単な割には、ポールがクロスして支えあっているため強度も高く、丸い天井で風にも強いところも魅力ですね。
また、居室内に余分なポールが無いため、スペースを無駄なく使えるところも特徴です。
家族で楽しめる「2ルームテント」
2ルームテントとは、文字通り部屋がふたつあるテントです。寝室とリビングが分かれているのが特徴で、ファミリーキャンプやグループでのキャンプに最適です。
居室空間に余裕があるため、グッズを置く場所や寛ぐ空間を余裕をって作ることができ、食事もゆったりとることができますね。
また、前室部分が広いので、基本的にはタープは不要です。でも、夏の暑い時期にはオープンタープを張ると、日陰ができて風の通り道も作ることができて、更に快適度が上がると思います。
天井が高い「ロッジ型テント」
山小屋風のかわいらしい形状で人気上昇中なのが「ロッジ型テント」です。別名「ビンテージテント」とも呼ばれ、レトロな風合いのちいさな家のようで、他のテントにはない圧倒的な存在感があります。
特徴は、なんといっても天井の高さ。四隅も立ち上がっているため無駄な空間がなく、広々とした居室空間で、開放感もあって風通しも非常によく、夏でもストレスなく過ごすことができます。
大型で重たいものが多いので、設営にはそれなりの労力と時間が必要ですが、それに見合った充足感を得ることができるテントといえます。
テント以外に夏キャンプで押さえておくべき暑さ対策
テント以外にもちょっとした工夫や対策をするだけでも随分違ってくるものです。
ポイントを三つ紹介しましょう。
標高の高い場所に設営する
夏は海水浴もできる海でのキャンプをイメージしがちですが、夏のキャンプには実は不向きといえます。
海は湿度が高く潮風もあり、砂浜からの照り返しも強くジメジメ感が常にあり、快適度はとても低いのが実情です。
夏のキャンプには高原や山間部がオススメです。
木陰が多いため過ごしやすく、日が沈んでからは気温が下がるため大変過ごしやすいといえます。
一般的には高度が100メートルあがると気温は0.6度下がると言われていますので、標高500メートルほどの低山であっても、平野部と3度前後も低いことになりますね。
テントの設営は夕方がおすすめ
キャンプ場に着いたらまずはテントをたてよう!という方は多いと思います。キャンプの中心になるのがテントですからそれは当然なんですが、夏場は日中に建てるのは避けた方がいいですね。
まず、暑い中での設営はそれだけで体力を消耗してしまいます。最近の酷暑では熱中症の危険もあります。
また、日中にテントを設営してしまうと、テントシートが熱を帯びるだけでなく、テントの中に熱がこもってしまって、夕方になってもなかなか室内の温度が下がりません。
ただし、暗闇の中での設営は手間がかかりますし危険も伴いますので、設営にどれくらいの時間がかかるのか逆算して取り掛かるようにしましょう。
タープを設置する
暑さをしのぐために、日陰にテントを設営するのもオススメですが、日陰が無い場合にはタープを張るとよいですね。
日陰ができるだけでなく、急な雨にも雨除けになりますし、風向きを考えて張ると風通しが良くなって放熱効果もあがります。
また、標高の高い場所は紫外線も強くなりますから、日よけ効果も期待できますし、最近ではUVカットのタープもありますのでゼヒ検討してみてください。
夏キャンプにおすすめのテント3選
では夏キャンプにオススメのテントを三つ紹介しましょう。
どれもタナベスポーツでレンタルできますので、いろいろお試しして、自分に合ったテントを見つけることオススメします!
コールマン(Coleman) タフスクリーン2ルームハウス
信頼のコールマンブランドとして、タナベスポーツでも非常に人気の高いテントです。
2ルームですのでゆとりの居住空間が確保されており、風を取り入れ排出を繰り返し涼しい空間を作る サークルベンチレーションシステムや、メッシュ付きの窓もあり換気システムもしっかりしていて夏場でも快適です。
コールマンのテントはポールなどのアイテムが色分けされていたり、アシストグリップ機能があり、ひとりでも簡単に設営できるところも大きな魅力です。
また、耐水圧が2000mmあるため、夏の夕立などの急な降雨にも充分備えています。
ホールアース(Whole Earth) アーストリッパー2.0
小型の2人用テントです。小型ですが、居住性と収納性を追求して広い前室が確保されています。
フライシートの裏側はシルバーコーティングされており、遮熱効果が非常に高いのも特徴。
雨水対策もしっかりされていて、水除けのテントスカートやファスナーにはレインブロッカーが付いています。
特に耐水圧は3,000mmと非常に高く、急な大雨でも充分耐えられます。
また、部品が色分けされているため、一人でも簡単に設営できます。
ノルディスク(Nordisk) アスガルド12.6
可愛らしい外観と気持ちのいい質感、そして存在感のある佇まいで、タナベスポーツでも人気上昇中のノルディスクのテントです。
通気性の良いコットン素材に、メッシュの窓やベンチレーション機能が充実していて、夏でも快適に過ごせます。
また、シンプルなセンターポール構造のため設営も簡単で、隅っこが立ち上がっているためデッドスペースがなく、居住空間を無駄なく活用できます。
夏のテント選びは素材やタイプが重要!
いかがでしたか?
夏のテント選びは「素材」「タイプ」がポイントです。
また、設営する場所や時間、日よけづくりの工夫も大事ですね。これらをおさえておけば、真夏のキャンプでも快適に過ごすことができると思います。
テントについては種類がたくさんあって選ぶのに困ったら、タナベスポーツのレンタルからはじめてみるのがオススメです。テント以外のグッズも一式揃っていて、メンテナンスや保管場所の確保の心配もありません。
ぜひぜひタナベスポーツのレンタルで色々なテントを試しつつ、自分にぴったりあったテントを見つけてください!