【初心者必見】雨キャンプの対策と楽しみ方について解説
敬遠しがちな雨キャンプですが、工夫次第で楽しめることを知っていますか?
人や虫が少ない、自然音を聞きながらテント内でのんびり過ごす、など楽しみ方や魅力もたくさんあるんです。
今回は、雨キャンプを快適に過ごすためのギアや雨対策を解説します。
今まで雨キャンプを諦めていた初心者さんは要チェックですよ!
雨キャンプの必需品
道具や服装のチェックリスト
防水性に優れたテント・タープ
居住空間であるテント・タープから雨漏りしては困りますので、防水性能のあるものを選びましょう。
選ぶポイントは、素材と耐水圧の2点。
素材は、水に強いポリエステルやナイロンを選びましょう!
コットンやポリコットンは生地が厚く丈夫ですが、その分乾きにくくカビやすいため雨キャンプにはおすすめしません。
耐水圧は、1,500mm~2,000mmがおすすめです。
1,500mm以上のものを選べば、大抵の雨には対応できますよ。
おすすめのテント
SnowPeak アメニティドームM
人気ブランドSnow Peak(スノーピーク)のアメニティドームは耐水圧がミニマム1500mmと優秀!中もくつろぎやすい広さ・高さでしかも設営しやすい為高い人気を誇ります。
レインウェア・傘
傘に加えて、レインウェアは必ず持参しましょう!
雨の設営・撤収時は両手がふさがり傘が差せませんが、レインウェアを着用すれば外で作業できます。
コート・ポンチョタイプのカッパではなく、動きやすくトイレにも行きやすい上下セパレートタイプがおすすめ。
防水シューズ・長靴
足元は必ず濡れますので、防水シューズか長靴を履きましょう。
より快適なのは、着脱しやすく蒸れにくい防水シューズです。
フィールドラック
(引用元:Amazon)
雨キャンプ時には、大事なギアを収納するためのフィールドラックを置くと泥の付着や跳ね返りを防げます。
地面への接地面が少なく細い脚部分のみを拭けばいいので、お手入れも楽ちんですよ!
ドライバッグや大きなごみ袋
(引用元:Amazon)
雨の撤収時には、ドライバッグや大きなゴミ袋があると便利です。
ドライバッグとは、防水性のある大容量収納バッグのこと。
付属の収納袋に入らない濡れたテントを一時的に収納できて、雨撤収でもストレスなく作業できます。
ドライバッグがなければ、70L程の大きなゴミ袋でも代用可能ですよ。
雨キャンプに欠かせないタープの活用方法
(引用元:Amazon)リビングスペースとなるタープ。
雨よけとなり、テントと連結して使うことでテントとタープ間を濡れずに移動することができます。
タープのおかげで大きな屋根ができるので、テーブルや椅子を置けば広々快適空間が出来上がります!
複数人で寛げるのはもちろん、キッチンや子どもと遊ぶスペースにと、工夫次第で多用途に使えますよね。
汚したくない大事なギアも、タープ下に置けば水や汚れから守ってくれます。
また、フィールドラックがあればより快適に荷物が収納できるので、ぜひ活用してくださいね。
雨キャンプの判断基準
雨キャンプができる場合
山の天気は変わりやすいため、雨キャンプの時は天気予報をしっかりと確認しましょう。
その中でもチェックすべきは、降水量です。
まず、降水量は5mmを基準としそれ以上ならキャンセルをおすすめします。
・1~2mm シトシト 傘を差さなくても我慢できる
・3~4mm 雨粒がしっかりしていて傘を差さないと無理
・5mm~ ザーザー 傘を差しても濡れる・レインウェア必須
1~2mm程度なら外でも活動できる範囲ですし、濡れることを楽しむアクティビティも5mm以下なら快適にできます。
目安として、5mm以下の浸水しない程度の雨で楽しみましょう!
雨キャンプができない場合
降水量10mm以上ともなると、河川の増水や土砂崩れ等の災害が発生する危険性があります。
川の近くのキャンプ場では、大雨が続くと穏やかだった川が一気に激流に変化します。
すると、思わぬ早さで河原が浸水し、テントごと流される危険性があるのです。
また、地盤が緩むため崖や急斜面では土砂崩れが発生する可能性も。
悲しい事故が発生しないよう、荒天が予想される場合にはキャンプをキャンセルする選択も必要ですよ。
雨キャンプの安全対策
事前準備のポイント
レインウェア・防水シューズ
雨に濡れながらの作業になるので、レインウェアと防水シューズは必須です!
テント下に敷くグランドシート
テント下には、グランドシートを敷きましょう。
グランドシートは、テントの底面を傷や汚れから守ってくれるシートです。
また、グランドシートとテントの間に雨が流れ込んでテントの下から浸水しないよう、テントの直径よりも少し小さめのサイズを選びましょう。
長めのペグ
雨が降ると地面が水を含んで柔らかくなるため、ペグが抜けやすくなります。
ペグが抜けるのを防ぐため、雨キャンプの時には30cmほどの長いペグを準備しましょう。
ブルーシート
ブルーシートを敷けば、雨で地面が濡れていても一時的な荷物置きになります。
また、ぬかるんだ地面に敷けば足元を汚さずに過ごすことができますよ。
タオルや雑巾
雨キャンプでは水濡れや汚れが多いため、晴天時よりも拭く作業が増えます。
テントやタープなどのキャンプギアを拭くのはもちろん、テントに入る時足を拭くなどに使うため、多めに準備しましょう。
設営時のポイント
快適に雨キャンプを過ごす上でサイト選びはかなり重要です。
雨キャンプでは、なるべく土ではなく水はけのいい砂利や芝生サイトを選びましょう!
また、窪んでいるエリア、雨水が流れるライン、低地などは極力避けてなるべく高台を選ぶこともポイントです。
行く予定のキャンプ場がどんなサイトなのかを事前に確認し、状態によっては他の場所を検討しましょう。
そして、いざ雨の中設営です。
まずは車から降ろした荷物を置く場所を確保するため、テントより先にタープから設営します。
そうすることで、雨をしのげる広い空間を確保できるため濡れずに作業が進められます。
この時タープは、雨水が溜まらないよう雨水が流れる角度をつけてセッティングしましょう。
テント設営時には、テント・タープ間の移動で雨に濡れないよう、テントの出入口をタープと連結します。
連結方法はテントの構造にもよりますが、テントの出入口上にタープがかかるようセッティングすればOKです。
おすすめのタープ
SnowPeak アメニティタープ ヘキサL
人気ブランドSnow Peak(スノーピーク)のアメニティタープは広々していて下にテントを入れるスペースも十分!素材も高品質で、PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム / 超撥水加工 / UVカット加工と晴雨兼用で大活躍します。
撤収時のポイント
雨撤収の時は、晴天時よりも考えて作業を進める必要があります。
まず、サイトへ車をできる限り近づけて荷物の移動距離を短くしましょう。
雨でぬかるんでいる地面には、ブルーシートを敷くと作業がしやすくなりますよ。
撤収準備ができたら、テント・タープ以外の全てのギアを車へ積み込み、テント内を空の状態にします。
そして、最後にテント→タープの順番で撤収しましょう。
人や荷物の雨よけとなるタープを一番最後まで残すことで、極力濡れずに作業することができます。
もしテントの汚れなどを落とす余裕がある時は先に軽く落としておきましょう。カビ防止につながります。
テント・タープは濡れたまま持ち帰ることになるので、自宅でしっかりと乾燥させてから保管します。
濡れたまま保管するとカビが生えてしまうので、最後までメンテナンスを行って大切なテント・タープを長持ちさせましょう!
雨キャンプの調理作業
必ず抑えておきたい注意点
テント内で火気を使用しない
雨で寒い時は、テント内で調理したいと思うかもしれません。
でも、テント内でのバーナーやガスコンロなどの火器使用は厳禁です。
テント生地の性質上、万が一火がテントに移ってしまった場合一瞬で炎上してしまいます。
また、致死率の高い一酸化炭素による事故の危険性があり、大変危険な行為なんですよ。
火を使った調理は、換気のいいタープ下で行いましょう!
タープ下で焚き火をしない
キャンプでは焚き火調理をしたい人も多いですよね。
しかし、残念ですが雨キャンプでは諦めましょう。
タープ下で焚き火ができると思うかもしれませんが、火の粉は思ったより遠くに飛び散っています。
火の粉がタープに燃え移ると、穴が開くだけでなく最悪の場合火事になりかねません。
今は、カセットコンロタイプの焼肉グリル・やきまるなど、さまざまな調理器具が販売されています。
安全に使えるカセットコンロを活用して、雨キャンプでの調理を楽しみましょう!
それでも楽しみたいあなたに
タープ下で焚き火はできませんが、小雨程度なら七輪は楽しめますよ!
タナベスポーツでは人気ブランドKURONOSの七輪がレンタル可能!
タープと一緒にレンタルして思いっきり楽しんじゃってください!
雨キャンプの楽しみ方
雨キャンプの魅力
雨キャンプの時は室内遊びを楽しむ!と決めて、テントの中でできる遊び道具を持っていくのもおすすめです。
トランプなどのカードゲームやボードゲームがあると盛り上がりますね。
また、手の込んだ料理を子供と一緒に時間をかけて作るという過ごし方も。
普段のキャンプでは外で遊ぶ子供たちですが、キャンプ料理なら楽しんで手伝ってくれるのでおすすめですよ。
しとしとと降る雨音や虫の鳴き声に耳を傾けながら、のんびりと過ごす。
そんな過ごし方も、雨キャンプならではの魅力です。
雨の日はキャンプ場が空いていて人や虫も少ないので、誰にも邪魔されず楽しめることでしょう。
雨キャンプでも楽しめるアクティビティ
雨に濡れても気にならない水辺のアクティビティを体験するのもおすすめです。
川ならラフティングやキャニオニング、湖ならSUPなど、どうせなら思いっきり濡れることを楽しんでみてはいかがでしょうか。
雨風の状態によっては中止になる可能性もありますが、雨なので人も少なくプライベート感満載で楽しめること間違いなしです!
また、雨の日は、釣りのチャンスでもあります。
他の釣り人が少ない、低気圧で魚が浮く、などの理由で、実は魚が釣れやすいと言われているんですよ。
雨キャンプの楽しみ方は無限大!
晴天時にはない魅力をもつ雨キャンプ。
今回紹介したポイントさえ抑えれば、雨キャンプにもチャレンジできるのではないでしょうか?
それでもまだハードルが高い・・と思っている方には、メンテナンスや収納が楽なレンタルを利用するのがおすすめ!
タナベスポーツでは、雨キャンプでも安心して使用できる防水性の高いテントやタープをはじめ、人気メーカーのキャンプギアがレンタルできます。
補償料なし・ポイント還元などのサービスもあり、レンタルすればするほどお得なんですよ!
ぜひタナベスポーツのレンタルを活用して、お得に快適に雨キャンプを楽しんでください。
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