テントのカビ取り方法・予防方法を解説!

テントのカビ取り方法・予防方法を解説!カビにくいテントの特長とは?

楽しかったキャンプが終わり、しばらくして「そろそろまたキャンプにいこう!」と、しまってあったテントを出したらカビだらけだった。。。こんな経験をした方は少なからずいるのでは?
テントはきちんと手入れをしておかないと、カビが発生してしまいます。カビが発生して放置しておくと取り除くのはなかなか難しく、素材を傷めることになってしまいます。
そこで今回は、カビの取り方や予防法について詳しく説明します!

テントにカビが生える原因

テントがかびる原因

カビが生える原因は「水分」です。その水分からどうしてカビが生えるのでしょう??

1.カビの生えやすい環境によるもの
・雨の日や湿度の高い時期にキャンプをした
・風通しの悪い場所でキャンプをした
・ストーブを焚くなど、結露しやすい状況でキャンプをした

2.メンテナンス不足によるもの
・雨の日や湿度の高い時期にキャンプをして、しっかり乾かさないまま保管してしまった
・芝生の上でキャンプをして、湿気を含んでいることに気づかずそのまま保管してしまった
・テントの汚れを取らずに保管した(汚れに湿気が含まれていた)
・湿気の多い場所で保管してしまった

3.テント生地の素材によるもの
素材によって、カビにくいものやカビが生えても取りやすいものがあります

こんなところがテントにカビが発生する主な原因だと思います。
どれもちょっと気を付けたり工夫すれば、カビの発生を抑えたり、発生してしまっても取り除けますよ!

生えてしまったテントのカビの取り方

とはいえ、どれだけ気を付けていてもカビが生えてしまうこともあります。そんな時の対策方法を紹介します!

1.天幕を広げてカビの箇所を確認する

まずは重なる部分が無いように全体を広げます。キャンプが終わったあとにポールをそのまま残し、布団を干すようなイメージで掛けるといいと思います。
それが難しい場合は、できるだけ湿気の少ない砂利などの上に広げてもいいですね。
次にカビが生えている場所を確認します。カビだけでなく、汚れが残っている場所も要注意です。そこからカビが生えてくることがあるため、しっかり確認しましょう!

⒉カビやその他の汚れを洗い落す

次に洗剤を使ってカビを落とします。
ここで注意が必要なのは、お風呂や台所のカビ取りに使う洗剤は避けるべきです。それらの漂白剤に含まれる成分が、テント生地の防水加工や撥水加工などまで落としてしまったり、生地を傷めてしまうことがあるからです。
オススメは「中性洗剤」です。生地に施された加工を落とすことなく汚れを取ることができます。
中性洗剤を水で薄め(製品の注意書きをよく読んでくださいね)、柔らかい布でふき取ります。
完全に取れないこともありますが、ゴシゴシこすってはいけません!生地が破れてしまったり、加工されている効果が落ちてしまいます。
また、カビ以外の汚れも放置せずにしっかり洗い落とします。
中性洗剤でカビや汚れを落とした後は、洗剤の成分が残らないように水でしっかり流しましょう。

テントを拭く時の注意点

⒊乾燥させる

洗ったあとは日当たりの良い場所や風通しの良い場所でしっかり乾かします。
テントポールを残したままロープを張って干したり、木と木の間にロープを張って干すのもいいですね。オートキャンプの場合は車とテントポールの間にロープを張って乾かすのも便利です。
吊るして干すのが難しい場合は、ブルーシートの上に広げておくだけでも渇きます。
また、自宅に戻ってからも、念のために物干しなどに掛けて乾燥させるのをお勧めします。
☆シートだけでなくロープやグッズも一緒に乾かしましょう。

⒋収納する

乾かした後は収納です。テント生地を傷めないように、その製品に合った方法で、きちんと折りたたんだりクルクルと巻くようにまとめます。
まとめた後は、できるだけ高温湿気の場所は避け、風通しの良い場所に収納します。除湿剤や防湿剤を一緒に置くのもいいですし、すのこなどを敷いて風通しをよくするのもアリですね。
長期保存する場合には面倒ですが定期的に広げたり、除湿剤や防湿剤を入れ替えましょう。

テントのカビ予防のためにできること

カビが生えてしまわないように、面倒がらずしっかり予防対策するのがいちばん!

テントをしまう前にしっかりと汚れを落とす

基本中の基本は、「しまう前に汚れを落とす!」ことです。
その時点ではカビは生えていなくても、汚れに含まれている湿気や水分からカビが生えてしまうことがあるからです。
中性洗剤を水で薄め、柔らかい布で汚れを落とし、水で洗い流すようにしましょう。

テントをしまう前に十分に乾かす

せっかく汚れを落としても、テントに水分が残っていては意味がありませんね。
日当たりや風通しの良い場所であれば、片づけをしている間に乾いてしまいますので、面倒がらずに干しましょう。
干し方は前にも書いた通り、布団を干すような仕組みを作って表と裏を干します。
吊るすことが難しければ、砂利やコンクリート等の湿気の少ない所に敷いても乾きます。
また、帰宅してからも最後にもう一度乾かすことをオススメします。
物干しやふろ場で乾燥機を使うなど、しっかり乾かすことがなによりも大切です。

カビにくいテントの特長

テントの素材や構造、機能などによってカビにくいものもありますので、選ぶ際に参考にするといいですね。

水に強い素材でできているテント

テントには色々な生地素材があります。その中で水気に強いものを選ぶとカビが生えにくいですね。
水に強い素材は「ポリエステル」と「ナイロン」です。
ポリエステルは吸水性が低く耐水性もあります。
ナイロンはポリエステルより柔軟性があり軽いのが特徴です。
逆に、「コットン」「ポリコットン」いわゆる「綿」生地は吸水性が高いのでカビが生えやすい素材です。

■水に強いテントのオススメはこれ!

Coleman(コールマン)
タフスクリーン2ルームハウスMDX
コールマンのタフスクリーン2ルームハウス
防水性と揮発性の高いポリエステルタフタ素材が使われているため、テントに水が残りづらい特徴があります。
換気機能も充実していて、テント内の湿気を低く保てます。
信頼できるコールマン製ということもあり、設営も簡単、構造も頑丈でオススメのテントです。

コールマンのタフスクリーン2ルームハウスをレンタル

通気性が良いテント

構造的に通気性が良いこともカビを発生させないための重要な条件のひとつですね。
ベンチレーションにより換気がしっかりできたり、メッシュ素材によって通気性が高いものがオススメ。
換気がしっかりできると湿気がこもりにくく、通気性がよいと濡れても乾きやすいという強みがあります。

■通気性の良いテントはコレ!

Coleman(コールマン)
ツーリングドームST

コールマン ツーリングドームST
生地にポリエステルタフタが使われており、耐水性も高いテントです。
更に、メッシュドアやメッシュポケットがあり、通気性も高くカビの発生しやすいテントですね。
コールマンというハイブランドながら、価格も抑えめなのも魅力のひとつです。

コールマンのツーリングドームSTをレンタル

カビ汚れが気になるなら、テントレンタルを活用しよう!

いかがでしたか?? 
嫌なカビも少し手間をかけたり製品選びをしっかりすれば防げることがわかってもらえたと思います!
水気・湿気を取る、テント生地の素材や機能を選ぶ、乾かして収納する。。。ちょっとしたひと手間で対策できます。
それでももっと楽にカビ対策をしたい方にはレンタルがオススメです!
とにかくメンテナンス不要なのがイチオシ。キャンプが終わったらそのまま返却でOKです。自宅に収納スペースを確保する心配も不要です。
なにより、購入するより格段に安価ですし、保障やポイントも溜まります。
などなど、購入するもヨシ、レンタルもヨシ、自分に合ったスタイルでキャンプを楽しんでください!

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