【初心者必見】オートキャンプの始め方!必要なものは?気をつけることは?気になる疑問を解決!!

【初心者必見】オートキャンプの始め方!必要なものは?気をつけることは?気になる疑問を解決!!

今年も猛暑が続いていますが、暦の上では立秋を過ぎましたね。
確かに日が短くなってきていたり、朝晩にはふと秋の気配を感じる瞬間もあるようになってきました。
そうです。そうなんです。これから冬までは春と並んでキャンプのベストシーズンなんです!

キャンプをはじめてみたいけど、どこからどんなキャンプをしてみようか迷ってる方やキャンプ初心者にオススメなのが「オートキャンプ」です。
車で移動ができて車のすぐ隣にテントが張れる。
そんな便利なオートキャンプの魅力や注意するポイントなどをわかりやすくご説明します!

目次

オートキャンプとは?

オートキャンプとは?

もともと、オートキャンプとはキャンピングカーやトレーラーなどで、車中泊やテントで寝泊まりしながら旅をすることを指していました。
しかし日本では、高額な費用のかかるキャンピングカーやトレーラーでのキャンプはまだまだ少数派なのが現実です。
そんな事情から、現在では自動車を使ってキャンプへ行くこと、自動車でキャンプ場まで乗り入れることなど、自動車を使ったキャンプ全般をオートキャンプと呼ぶのが一般的です。
キャンプ場には、駐車場に荷物をおろしてテントを張る場所(テントサイト)まで荷物を運んでキャンプをするタイプや、オートキャンプサイトやオートサイトなどと呼ばれる寝泊まりする場所まで車で入り、そこに車も停めたままキャンプができるタイプなどがあります。
そこで特に今回は、自動車でキャンプ場のテントサイトまで乗り入れることができるキャンプスタイルについて取り上げて説明しましょう。

※「オートキャンプ場」とうたっていても、乗り入れできるのは場内の一部だけだったり、荷物の積み下ろしの時だけ乗り入れ可能。。。というキャンプ場もあります。
 現地に着いてトラブルにならないよう、検討時にしっかり確認しましょう。

オートキャンプの3つの魅力

オートキャンプの3つの魅力

テントの設営場所まで車で入れるかどうかは、キャンプ初心者にとってはかなり重要なポイントです。
なぜオートキャンプがオススメなのか??主な3つのポイントを紹介します。

荷物の出し入れが楽!

オートキャンプの魅力はなんといってもコレです。
キャンプの煩わしさのひとつが荷物の運び込みと片付けですが、オートキャンプは車を停めたらそこがアナタのキャンプの場!大きな荷物も隣に降ろすだけで完了。
必要なシーンが限られている小物は車の中に置いておき、その時だけ出して使えばOK。
車内に忘れ物があっても駐車場までわざわざ取りに戻る必要もありません。
最近のキャンプでは凝った料理をする人も少なくありません。
調理器具や材料などが増えてもオートキャンプなら安心ですね。
また、荷物が多くなりがちなファミリーキャンプにとってもありがたいキャンプスタイルですね。

天気の急変にも安心!

山や高原は天候が急に変わることもあります。
特に雨や風はテントでのキャンプには不安が大きいですし、最近は短時間に急激な大雨が降ることもありますので、キャンプ初心者ならなおさら不安ですね。
そんな時は車の中に避難できるのがオートキャンプの魅力のひとつです。

※キャンプ場に着いたら、いざという時の避難経路を確認しておきましょう。
また、特にこれからの台風シーズンは事前に予報を確認し、無理せず延期や中止する判断も必要です。

現地で移動ができる!

これぞまさにオートキャンプならではの特徴といえます。
近くにある温泉施設や道の駅、観光スポットに気軽に移動できますので、キャンプだけではなく気楽な「旅行」のエッセンスも加えることができ、飽きることなく充実した内容で過ごすことができます。
飽きやすいお子様連れのファミリーキャンプには重要なポイント。
また、食材やキャンプグッズなど忘れ物をした際にも車で買い物に行けるのは、キャンプ初心者にとってもありがたいですね。

オートキャンプに必要なもの、あると便利なもの

オートキャンプに必要なもの、あると便利なもの

では実際にオートキャンプをするとなると、何が必要でしょうか??
オートキャンプに欠かせないアイテムから、あると便利なアイテムまで紹介します。
キャンプ初心者の方は、これらすべてを一気に買い揃えるのは予算的にも知識レベル的にもちょっと厳しいですよね。
まだちょっと心配。。という方は、レンタル品も使ってみてはどうでしょうか?色々なアイテムを試しながら、自分に合ったアイテムを見つけていくのも楽しみのひとつだと思いますよ。

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ちなみに。。
オートキャンプでは、気軽にバンガローやコテージなどを利用するやり方もありますが、今回は自動車の隣にテントを張るキャンプについて取り上げます。

①『テント』 キャンプを楽しむ第一歩 まずは快適な寝室づくりから!

キャンプの最大の楽しみの一つは、テント内で過ごす時間ですね。 適度に狭い空間でコーヒーを飲んだり本を読んだり。。。まさに非日常を味わうキャンプの醍醐味だと思います。 テントにはいくつが種類がありますが、季節や用途、人数などによって選ぶことが大切です。 最もポピュラーなものは「ポリエステル」。価格的にもこなれていて、耐久性も高く、迷ったらコレがオススメです。 また、最近の人気素材は「ポリコットン」と言われるもので、ポリエステルとコットンが混ざった素材。 双方の良い点を活かして夏は涼しく冬は暖かく、最もクオリティの高いハイブリッド素材です。

②『タープ』 快適空間づくりをフォローする、あると便利なアイテム

タープは日よけや雨よけの「屋根」「ひさし」です。自動車とテントの間に張ると、日射しや雨などを避けることができます。
絶対に必要なアイテムではありませんが、ワンランク上の快適さを確保できるほか、自分たちだけの居住空間づくりができ、「キャンプ感」がより高揚する嬉しいアイテムといえます。

③『寝具』 寝袋やマット、ベッドで自分に合った寝床をつくり、テントでも快眠!

キャンプ先でいかに睡眠不足にならず休めるか。。。は、とても重要です。
翌日を元気に楽しく過ごせるかどうかは、前の晩にグッスリ眠れるかどうかです。
快眠を確保するためには、まずは布団の代わりである寝袋選びから。冬場でしたら身体全体を包み込む「マミー型」、暑い夏場は余白が多く動きやすい「封筒型」がオススメです。
また、地面の凸凹を平らにし、クッション性や保温性あるいは断熱性を確保するためのマットや、暑い夏場なら地面と空間を保って地熱を逃がすキャンプコット(簡易ベッド)があると更に快適度が増します。

④『テーブル、チェア』 大自然の中でのんびりした癒し時間を楽しむ場所

テント等の設営が済んだら、コーヒーやビールでひと息。。これぞキャンプ時間の最も贅沢で幸せなひと時ではないでしょうか。
見上げれば青い空、身体いっぱいに息を吸い込めば木々の微粒子の香り、耳を澄ませば川のせせらぎや鳥のさえずり。。
日常の喧騒から解放され、失いかけた自分自身を取り戻す貴重な時間ですね。
また、最近のキャンプはいつもより凝った料理に挑戦する方も増えてきています。
大自然の中で頂く料理は、凝ったものでなくても格別です。
そんな時間を楽しむために、自分に合ったテーブルや椅子を用意したいものです。
ランチョンマットやキャンドルなど、ちょっとしたアイテムを追加すると満足度が更にアップしますよ!

⑤『ライト関係』 キャンプ場の暗闇の中で、適度な光源を確保

キャンプ場の夜は想像以上に暗くなります。テント内や手元を照らすランタンは必需品です。
耐久時間を確認し、電池式、充電式、ガス式など、自分の好みやシチュエーションによって選びましょう。
また、ヘッドライトがあると、荷物を運ぶ時などに両手が使えて大変便利ですので、是非持っていきたいアイテムです。
自分の手元だけを照らしたり緊急時のための懐中電灯もあった方がいいですね。

⑥『あると便利なグッズ』 あったらいいな! あると便利なのがコレ

アメニティグッズ

案外見落としなのが、歯ブラシ等のアメニティグッズ。
女性の方は化粧品を準備する際にまとめて準備するかと思いますが、男性はつい忘れてしまいがちです。
一日くらい無くても全然大丈夫。。と思うかもしれませんが、口の中を綺麗にすると驚くほど気分が変わりますよ。

薬関係

キャンプ先では慣れない設営や足元の悪い中での行動で、思いがけずケガをしたり、食べなれないものを食べてお腹を壊してしまうことも残念ながらあるかもしれません。
応急処置ができる最低限の消毒液や絆創膏、お子様でも服用できる飲み薬は持参しましょう。
筆者が子連れキャンプで思いがけず重宝したのは「目薬」ですね。
ホコリや煙が入ったり、目がかゆいとテンションも下がりますから、あると便利なアイテムだと思います。
また、「かゆみ」は虫刺され以外にも、草木でかぶれたり、慣れない素材のグッズにかぶれたりすることもあり、かゆみ止め薬は必ず持参しましょう。

虫よけ

夏場だけでなく、大自然の中でのキャンプに「虫」はつきものです。
肌に直接塗るオーソドックスなものもありますが、肌が弱い人はワンプッシュでテント内などの密閉空間の虫を退治できるものもあります。
自分の体質に合った虫よけを用意しましょう。

ガムテープ

昔ながらのアウトドアライフを経験している人にはわかると思いますが、実はキャンプで大活躍するアイテムです。
テントやタープなどが破れてしまった等のちょっとした修繕や、テーブルや椅子などの破損修理、設営のロープの補完、後かたづけのまとめ・・・など、用途は尽きません。
カメムシが大量発生した際に、ガムテープで次々に捕獲していった。。という話も聞きます(虫が苦手な人はちょっと勇気がいりますが。。)。
などなど、いざというときに役立つガムテープ。紙のガムテープではなく、布のガムテープが強度が優れていておススメです。

オートキャンプで気を付けること

オートキャンプで気を付けること

オートキャンプならではの注意点をご紹介していきます。

場内は徐行!

キャンプ場での大きな事故の第1位は車での接触事故です。
※一般社団法人 日本オートキャンプ協会調べ

初めてのキャンプ場は、見慣れない場内表示や普段よりずっと濃い樹木などに気を取られる中で、自分のキャンプサイトまで運転しなければなりません。
その中でキャンプ場内には歩いている人たちも当たり前にいますから、徐行運転が大原則です。
特にキャンプ場は小さな子どももいますので、いつも以上に注意が必要です。
キャンプにきて気分が開放的になっていますから、普段の道路を歩く時よりも注意力が散漫になっているお子さんもいるので充分に気を付けましょう。

車の駐車ルールを守る

オートキャンプ場には車の設営できる場所や範囲、隣のキャンパーとの境界線等が決められています。
車の向きや停める位置を守り、共有部分にはみ出したり隣のキャンパーの設営範囲に入ってしまわないように注意しましょう。
また、車を出し入れできる時間が決まっているキャンプ場もありますので、各キャンプ場のルールをしっかり確認して守るよう心掛けてください。

車のエンジンは原則としてOFF

排気ガスによる環境破壊や騒音防止のため、車のエンジンは切っておくのが大前提です。
そのため、車のシガーソケットから電源を取ることはできませんので注意が必要です。(キャンプ場によってはAC電源が使えるところもあります)

音や明かりに気配りを

オートキャンプに限ったことではありませんが、キャンプ場では思っているよりずっと音が響いたり、夜間の明かりが眩しかったりします。
車のドアの開閉はかなり大きな音が出ますので気を付けましょう。
また、大音量で音楽をかけたり、大声で会話をするのもマナー違反です。
自然の中にいると、いつもよりも音が大きく響いてしまうことを忘れずに行動しましょう。
また、夜間の明かりも最小限にしましょう。車のライト類はもちろんですが、車内の明かりが漏れるだけでも自然の中ではかなり明るく感じられます。

ゴミは持ち帰りましょう!

こちらもオートキャンプに限ったことではありませんが、自分たちが出したゴミは自分たちで持ち帰るのがキャンプ愛好家として絶対に守るべきルールです。
キャンプ場から持ち帰り、帰りのパーキングエリアや道の駅のゴミ捨て場に捨てるのももってのほかですね。
キャンプ場の共同炊事場などでは共用のゴミ捨て場が用意されている所もあります。
それぞれのキャンプ場の約束事を守り、それ以外のゴミは必ず持ち帰って自分で処理しましょう。

まとめ

ということで、オートキャンプの魅力をざっくりと紹介しました。
おわかりのように、オートキャンプはキャンプ初心者にはオススメのキャンプスタイルです。
余裕をもって荷物を準備できますし、設営や撤収も大変ラクチンです。天候の急変にも車内に避難できるところも大きなポイントですね。
また、キャンプ場周辺の観光スポットに足を延ばしたり、日帰り温泉施設等に立ち寄って、汗を洗い流してサッパリするのは大変気持ちのいいものです。
初心者の方が必ず迷うのは「どのアイテムを選び、持っていくアイテムをどれに絞るか」ですが、先にも書きました通り、まずはレンタル品からチャレンジするのが早道だと思います。
テントは素材だけでも大きく4つの種類があり、形状で分けると実に多種多様です。
ですから、よくわからないまま買ってしまって「やめておけばよかった。。」と後悔しないように、いくつか試してから自分にいちばん合うアイテムを選ぶのをオススメします。
暑い夏から季節はそろそろ秋に向かい、キャンプのベストシーズンを迎えます。
マイカーにお好みのアイテムを積みこんで、大自然を満喫してください。
帰りには思い出でイッパイになっていること間違いなしですよ!

☆参考:タナベスポーツレンタルサイト

☆参考:一般社団法人 日本オートキャンプ協会

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  • タナベスポーツ キャンプ編集部
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