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【体験記】レンタルではじめてのファミキャンやってみた
はじめまして!こんにちは。フリーライターのFudo2020と申します。大阪から長野に移住して、趣味の登山やスキーを楽しんでいる者です。
今回、タナベスポーツさんのキャンプ用品レンタルサービスを利用して、ファミリーキャンプに挑戦してきました。
4歳と2歳の子どもがいる4人家族なので、いろいろと不安な点があったのですが、結果からいうと、抱いていた不安点は案外大丈夫で、予想していなかったことで、とても苦労しました。
苦労したことを詳しくレポートしながら、予約から返送までの一連の流れや、レンタル品以外に自分で用意する持ち物などを解説しています。
- これからキャンプをはじめたい!
- 家族や友人、恋人と特別な時間を過ごすために普段できないような体験をしてみたい!
といった方々に向けて、この記事さえ読めば、レンタルキャンプがスムーズにできるよう意識して書きましたので、ぜひ読んでみてください。
また、キャンプは好きなんだけど、
- 実際は年に数回(1年あたり5回以下)しか行けない
- 収納スペースがリビングスペースを圧迫していてストレスを感じる
- 重くてかさばるキャンプ用品を車に積み込む(または積み下ろす)ために、階段やエレベーターを何往復もするのがツラい
といったお悩みがある方はレンタルで解決できるかもしれません。
この記事では、今回体感したレンタルして良かったと思える点をお伝えしています。
もくじの項目がリンクになっていてジャンプできるので、気になるところだけでも、ぜひ読んでみてください。
ファミキャンに挑戦する
もともと登山などのアウトドア好きな夫婦ですが、子育てに圧倒され近頃は、登山はおろかキャンプなどからも足が遠のいていました。
下の娘も2歳半になり、意思の疎通が取れるようになってきたことから、そろそろ軽いキャンプからはじめていきたいなーと考えるようになりました。
まずは我が家のステータスを簡単にご紹介します。
我が家のステータス
私は、大学を卒業して3年間は大阪にある会社でサラリーマンをしていました。登山で道迷い遭難したことがきっかけとなり、気がつけば会社を退職し、どっぷりと山の世界へ。それから現在まで、何かしら登山業界に関わる仕事をしてきました。
妻も登山が好きで、私とは山小屋で出会い、結婚したクチです。長野県の里山に拠点を移し、自然の多い所で子育てをしてきました。
現在4歳の長男は、少し性格に難があり、感覚過敏などがあるようです。私が怪我をしていて、なかなか外に出歩けなかったことから、何かを作る工作などの屋内で遊ぶ方をどちらかというと好みます。
2歳の次女は好奇心旺盛で高いところに登りたがったり、ハサミをなめたり、親があまりして欲しくないようなことを積極的にやるような、よくあるわんぱくざかりです。
育ち盛りのわんぱくチルドレン約2名の所属する我が家。キャンプに対してはいろいろな期待と不安があります。
期待と不安
両親はもともと登山が好きでアウトドアに親しんでいました。テント泊など野外で生活するのが好きで、自然の中の溶け込むような感覚を、久しぶりにまた味わいたいなと思っていました。
子どもたちにとっても、アウトドア空間は楽しいはずです。
- 野外で遊ぶ楽しさ
- 外でご飯を食べるおいしさ
- 鳥や虫の声、風の音を聞きながら自然の中で眠る心地よさ
- 夜中の探検や起きてすぐ気持ちのいい森を散歩したり
- 夜の星空を眺めたり
家族みんなで非日常的な体験を共有することが、なんとなくの肌感覚で、重要ではないかと考えています。
一番の不安は、子どもたち(特に2歳半の娘)のわんぱくぶりを抑えることに力を使い果たして、親が疲れてしまうことです。
長男には感覚過敏があるので、自然の中で夜に眠れるか、怖がってしまわないかに不安がありました。
これまで、一度イヤになってしまうと拒否反応を起こしてきた傾向があるので、両親はとても慎重になっていました。
子どもが、自分たちの好きな自然を嫌いになってしまうと、今後親のやりたいことを封印しなければいけない…。
せっかくキャンプ用品を揃えても行かなくなってしまっては、お金や準備した労力が無駄になってしまう…。
それだけはなんとしても避けたいところ…。
レンタルの魅力
そう悩んでいた矢先にキャンプ用品レンタルサービスがあることを知り、調べてみると
- 購入するよりも5分の1の金額でレンタルできる
- 新しいものが使える
- セットがあるので、キャンプ用品は準備する手間がない
ということなので、仮に行かなくなったとしても、被害は最小限で済みそう…。
考えたところで、結局やってみなければわからないこともあります。
レンタルサービスを利用して、ファミリーキャンプにチャレンジしてみることにしました
ここからは、失敗しまくりの波瀾万丈なファミリーキャンプの様子をご紹介します。
まずは、準備から。
キャンプ場へ向かう前にいろいろとやるべきことを進めていきます。
登山でキャンプしていたので、ある程度やるべきことは分かっていたつもり。装備も流用できるものが多いと思っていたので、楽観視していました。
しっかり調べてみると、ファミリーキャンプに必要なもののなんとまあ多いこと。
レンタルで大部分は楽ができたものの、準備にかなり手間取りました。
キャンプに持っていくものリスト
必要なキャンプ用品を表にまとめてみました。
赤字で書いてあるものが、今回レンタルするものです。
黒字が、自分で用意する必要があるものです(行ってからわかった、あったらよかったものも追加しています)。
見てもらえば、かなりのキャンプ用品が必要であるとわかります。
今回レンタルするものを購入したとしたら、いくらかかるのか調べたところ、合計でなんと270,850円(税込み)でした。揃えるとなると、後悔しないように慎重に調べたりして選ぶ手間が、かなりかかりそうです。
最悪、ケチって品質の悪いものを選んでしまったりいかなくなってしまうと、購入費用の27万円や選ぶ際にかかった時間が無駄になります。
レンタルなら、このリスクを最小化できます。
スケジュール立案
次にスケジュールを立てます。今回立てたスケジュールは次のものです。
- 14:00
- キャンプ場到着、受付、サイト設営
- 14:00
- 遊び(アスレチック/散歩/虫集め)
- 15:30
- おやつ/コーヒー/ジュース
- 16:30
- 夕飯準備
- 17:00
- 夕飯(たらこパスタ・焼肉)
- 18:00
- 花火
- 19:00
- 就寝
- 06:00
- 起床/散歩
- 07:00
- 朝ご飯(ランチパック)
- 08:00
- 片づけ・撤収開始/子どもたちは遊び
- 10:00
- キャンプ場発、帰宅
当初は食事をもう少し豪勢にしたり、焚き火をしたり、お風呂にも入りに行ったりをスケジューリングしていました。
スケジュールを見た妻から、「最初はなんでもスケジュールに余裕を持ちすぎるくらいがちょうどいい」と言われ…。
ワクワク感に満ちていたため、内心少しふてくされた私でしたが、今回はこの記事を書くための撮影もあるし、「そうだね」とだけ答え、上で紹介したスケジュールになりました。
「これで忙しくならず、ゆったりとキャンプを楽しめるだろう」と完璧なスケジュールを立てた自分に優越感を覚えながら、余裕をぶっこいていました。
この余裕がのちに私を苦しめることになるとは知らずに…。
予約(レンタル、キャンプ場など)
スケジュールが決まれば、キャンプ用品レンタルの予約、キャンプ場の予約を行います。
一日中雨の日はかなりハードルが高くなるので、天気予報を確認して、この日なら大丈夫だろうと日程を決めました。
最近は天気予報の精度が高いので、1週間前位になれば、かなり精度の高い情報が得られます。
予約のキャンセルについてですが、タナベスポーツさんのレンタルについては、荷物発送する(2日前程度)までは、キャンセル料がかかりません。なんて良心的。
キャンプ場については場所によって異なりますが、1週間前からキャンセル料が発生するところは稀です。1週間から5日前までに決めるようにしておけば、問題ないと思いますが、必ず予約時にキャンセル規定を確認するようにしておきましょう。
タナベスポーツさんの予約システムは、わかりやすくて、迷うところはなかったです。
荷物を受け取る日時、返送日を確認して予約します。
今後利用することも考えて、会員登録をするといいでしょう。
次回の入力の手間が省けますし、ポイントが10%も溜まって、次回のキャンプ用品レンタル時や買い物の際に使えます。
返送の仕方はのちほど詳しく説明しますが、佐川急便のWeb予約がやりやすかったです。
レンタル受け取り
予約したレンタル品は、キャンプに向かう日の前日に到着します。
今回は4人用フルセットをレンタルしましたが、荷物を受け取った直後の正直な感想は、
- 車に積み込めるかなぁ…
- 購入したとするなら、置き場所はあるかなぁ…
でした。
それほど、三個口で届いた、重くてかさばる荷物に驚きを隠せませんでした。
「これは確かにキャンプ用品の収納問題、切実やなぁ」と。
手元に届いてはじめてわかったことでした。
リストや写真で見るだけでは、「なかなか実感できないものだ」とこの時あらためて思いました。
手元にあれば、車に積めるのか、荷物の置き場所はどれぐらい必要なのか、を試せます。
こういったことがわかったのも、レンタルをして良かったところです!
収納問題は一旦置いておいて、荷物を受け取ったらすぐにやるべきことがあります。
送られてきた箱の中身の状態を撮影しておくと後々返送する時の梱包が楽になります。
それが終われば、内容物の確認をしていきます。
荷物の中に、今回レンタルしたキャンプ用品のラミネートが入っているので、照らし合わせて中身を確認していきます。
テントやタープ等はペグやポールの数などもしっかり確認しておきましょう。
不備があればすぐに連絡して、送ってもらうようにします。
キャンプ当日に気づいたならば、時すでに遅しとなります(もちろんよくあることではありませんが、念のため)。
テントとタープの取扱い説明はキャンプ場に着く前に、必ずしっかり確認しておきましょう。(私は怠っており当日想定の倍の時間を使ってしまうのですが…)
サイト設営
何とかここまで、こぎつけました。しかしここからが本番です。
キャンプ場に到着して受付を済ませたら、すぐにサイト設営に入ります。
前置きとして、テントとタープは、スノーピークという人気で老舗のキャンプ用品メーカーの製品で、とても質のいいものです。
非常に快適なキャンプ空間が出来上がりました。
設営もシンプルでさまざまな工夫がされており、わかりやすかったです。
受け取りのところでも記載しましたが、私はテントの立て方やタープの貼り方をしっかり確認していませんでした。
そのため、設営時に次のような失敗を犯しました。
- テントの向きを間違えたまま、荷物を中に入れてしまう
- 都度「これはどうだったっけ?」と確認しながら設営した
- ペグを打つ場所を含めたタープ全体のスペースしっかり見積もっていなかったので、おかしな立て方になってしまった
これにより、想定の2倍の時間を浪費。
その間、妻は子どもの相手に疲れ、私もうまくいかない設営にイライラが溜まって、ささいなことで喧嘩が勃発。
楽しいキャンプのはずが、険悪ムードキャンプに…。
反省として、
- 事前に動画で設営のイメージをつかんでおく
- (キャンプ場では必ずしもインターネットが使えるとは限らないので)当日現地でも確認できるよう、取説データや動画をダウンロードしておいたり、資料を準備しておく
- 行き当たりばったりではなく、手順を守る
などが挙げられます。
時間短縮のワンポイントとして、
テントのペグは、必ずしも全か所を打つ必要はないと思います。
風が強くなければ、中に荷物を置いて、テントが飛んでいくことは、そうそうないでしょう。
テントがずれたりしないように最低限の場所に打つようにするだけでも、時間はかなり短縮できます。
テントやタープは、1人でやるよりも2人でやったほうが、効率がいいと思います。
手伝ってくれる人がいれば、手伝ってもらいましょう。
子どもの安全管理、遊び
今回、選んだキャンプ場はとくら沢ふれあい広場キャンプ場というところです。自宅から車で10分の近所にあります。
ここを選んだ理由として、
- 近場なので、移動時間がかからない
- 夜眠れない!となっても自宅へ帰りやすい
- アスレチックや広場、散歩コースが併設されており、子どもが遊びやすい
- 川やガケなど危険な箇所があまりないので、安心
散歩コースでは、実際に夜の探検や朝もやの中の散歩も子どもたちは楽しんでくれました。
そのほか、以下のようなものを準備して、広場などで遊びました。
- 虫取り網、カゴ
- やわらかい小さめのボール
- 風船
- シャボン玉
- 花火
- 小型の懐中電灯
夕ごはん
やっぱり外で食べる食事は簡単なものでもすごくおいしいです。大人はお酒も入りました。
ヘリノックスのチェアワンやコールマンのテーブルで親子ともども寛ぎながら、食事の時間を楽しみました。
ユニフレームのツインバーナーは、安定性や火力が高く、ヘリノックスのチェアワンとも高さの相性がいいので、とても使いやすかったです。
ダッチオーブンも置けるぐらい頑丈なようで、収納性も◎。
お肉を焼く時は、チャムスのダブルホットサンドイッチクッカーを使いました。片面を取り外せるので、普通のフライパンのように使えます。
焚き火
今回、スケジュールや安全性の面から、キャンプ当日に焚き火は行いませんでした。
代わりではありませんが、レンタルした焚火台「ファイヤーディスク」を使って自宅で簡単なバーベキューを行いました。
着火剤の「防水ファイアーライター」やエアポンプも送ってもらえたので、簡単に着火できました。
就寝~起床
暖かい日(朝でも15℃程度)だったので、寒さで途中起きることもなく、快適に眠れました。
キャンプ前は子どもたちが寝られるか、かなり心配だったのですが、杞憂でした。
昼寝をしていなかったのと、昼間あれだけ遊んで疲れていたのもあり、すぐに眠りにつき朝までグッスリ!
もちろんテント内の空間が広く、マットやシュラフが快適だったお陰です。
ちなみにシュラフは2つを連結して2人が一緒に入れるサイズにできますよ。私たちは連結させて親子ペアで寝ました。
マットは薄めですが、芝生などやわらかい地面であれば問題ありません。
砂利など地面が固い場所では、マットをもう1セット追加でレンタルしておくと、寝心地は良くなるうえ寒さ対策にもなるので、検討してみてください。
朝ごはん
朝ごはんの前に朝もやの森を散歩して、おなかをすかせました。
朝食はランチパックをホットサンドメーカーで作りました。
半分に折って片面1、2分で焼き上がります。楽チンなのにメチャクチャおいしい!
作りながら、不要な物はどんどん片付けていきます。
片づけ、撤収
私はすぐに撤収作業を進めます。
基本的には設営した時と逆の順序で片付けていきます。
小物類→中物類→大物類という感じですね。小物類、中物類は問題ないと思います。
問題は大物類のタープやテント。タープを最後にするのがいいと思います。タープは以下のウェブサイトに片付け方も紹介されているので、ご確認ください。
テントですが、フライシートが結露して濡れている可能性が高いです。表面よりも裏面の方がよく濡れています。
濡れたままの発送は生地の防水加工を劣化させてしまうので、タオルなどで拭いたり、日光に当てたりして、乾かしてあげましょう。
晴れていて、風もそこまで強くなければ、フライシートを裏返しにしてインナーテント上に広げます。手の届く範囲の水滴を、タオルで軽く拭いてあげるとすぐに乾きます。
雨でなくとも、汚れや濡れを拭くタオルやスポンジ、大きなゴミ袋などを用意して持っていきましょう。
※キャンプ場から発送される方の場合、降雨時はどうするんだろう?と思い、問い合わせたところ、「どうしても濡れたままの状態になってしまうので、そのまま返送していただいて構いません」とのこと!ありがたいです!
最後にレンタル品の返送です。タナベさんの場合、返送は佐川急便のみになります。
※受け取ったレンタル品の中に返送用の伝票が同封されています。
【営業所に持ち込む場合】
最寄りの営業所をこちらから検索し、場所と営業時間を確認してみてください。
土日などの休日でも営業しているところが多いですが、定休日なども要チェックです。
【自宅またはキャンプ場に集荷してもらう場合】
集荷依頼はWeb予約が便利です。
- 申込の当日の翌日から7日先まで選択可(例:6/21に集荷してもらいたい場合、6/14~20に予約する)
- 配達日は集荷した日の翌日〜4日後(輸送距離により異なります)から7日先まで選択可
- 翌日の集荷を希望する場合は、前日の22時までに依頼する
- 日曜・祝日16時以降の集荷は、配達が指定日より1日遅れるケースがある
当日に集荷を依頼する場合は、電話のみになります。
状況により、翌日の集荷になってしまうこともあるので、余裕をもって依頼しましょう。
電話予約の場合は、最寄りの営業所をこちらから検索し、TELしてみてください。
初めてのファミキャンの感想
返送まで無事に完了し、苦労もありましたが、楽しかったキャンプがこれで終わりました。
初めてのファミキャンを振り返って、感想をまとめてみました。
実際に手にすると、大きくて重いキャンプ用品
ある程度想像していたはずなんですが、実際に目にすると、キャンプ用品は「大きくて重い」ことを実感しました。
まさに「百聞は一見に如かず」です…。
正直、収納や持ち運びはそこまで問題視していなかったのですが、「これは確かにキャンパー苦労するところだな…」と。
収納問題がゼロになるレンタルのメリット、かなり大きいです。
レンタルで収納・持ち運び問題が実感できることで、その後購入することになっても、収納スペースをしっかり考慮した上で商品選びができます。
設営、撤収は想定よりも2倍の時間がかかった…
楽観視していた私の失敗です。
事前にイメージをつかんでおき、当日は取扱説明書の手順を徹底することが大事だったと、今になって反省しています。
テントやタープを設営するのがはじめてという方は、余裕のあるスケジュールを立てるようにした方が吉。
設営方法については上記でまとめているので、参考にしてみてください。
キャンプ自体は親子ともにかなり楽しめた!
レンタルしたキャンプ用品が質の高いものだったので、とても快適に過ごせました。
子どもたちは終始飽きることなく遊んでいましたし、不安点であった屋外泊についても問題なかったのは、私たち家族にとって大きな収穫でした。
ただ、もう少し子どもが大きくならないと親の負担が大きい
ただ、設営時など親が忙しいときでも、子どもたちはおかまいなし。自由に動き回ります。危険そうなところにも、平気で行ってしまうので、なかなか目を離せませんでした。
もう少し聞き分けがよくなる年齢になるまでは、親の負担が大きい…。
しばらくはデイキャンプなどで親子ともに慣れながら、たまにお泊りキャンプをはさむような感じがいいのかなーと思いました。
レンタルして良かったと思う点
レンタルがなければ、最初から諦めていたと思うぐらい、レンタルサービスに助けられました。
最後にレンタルして良かったと個人的に感じる点をまとめておきます。
キャンプ用品を選ぶ手間がなかった
この問題は、実は結構大きいのかなと思います。
購入すると金額が大きいため気軽には買えません。
なので、商品を選ぶ際は必然的に慎重になるはずです。
テントやタープ、コンロ、シュラフなど選ぶ品数も多いし、テントならテントで様々なメーカーから様々な種類のものが販売されています。
キャンプ初めての方が失敗なく選ぶというのは、なかなか大変なことでしょう。
レンタルなら初心者向けのセットがあるので、選ぶ手間や時間がほぼ不要であり、使いやすいものをまとめて借りられます。
キャンプ用品を選ぶ楽しさというのもあると思うので、大物はレンタルを利用しながら、小物から少しずつ揃えていくというのもアリだと思います。
キャンプ用品がしっかりしていて快適だった
今回、最新式のキャンプ用品を使えたので、はじめてでも、とても快適に過ごせました。
キャンプ用品を購入する自前キャンプでは、はじめ、最新式のものを使えますが、時とともに使い古されていきます。
キャンプ用品も日進月歩でどんどん新しい性能を持った商品が発売されています。
金額が大きいので、ホイホイと新しいものに乗り換えるのは、難しいでしょう。
※最近はメルカリなどのフリマアプリがどんどん普及しているので、古いものを売って、新しいものを買うことがしやすくなっています。ただ個人取引に伴う手間やリスクは発生します。
レンタルなら常に最新式のものを借りられるので、購入を検討しているものをレンタルして使い勝手を実際に見てみるのも賢いやり方ですね。
しっかりとしたメンテナンスが不要
自前のキャンプ用品では、使用後のケアや劣化させない保管が必要です。
レンタルでは、
- ほつれを縫う
- 油をさす
- 湿気がなく風通しのいい保管場所を確保する
- 防水処理を施す
- テントのポールなどが劣化していないか確認する
などの長期的なメンテナンスは、サービスを提供する会社が行ってくれます。
レンタルユーザーは気にする必要がありません。
借りた時についてしまった汚れや濡れを簡単に取り去るぐらいでOKなのです。
キャンプ初心者のみならず上級者の方も、長期的なメンテナンスは煩わしいと思う人も多いはず。
レンタルすごいな…。
保管場所を取らない
当然ですが、レンタルならば自宅にキャンプ用品用の保管場所を確保する必要がありません。
キャンプ用品は種類も多く、大物は本当に大きくて重いので、広い保管スペースが必要です。
道具を実際に見るまでは、あまりイメージできなかったのですが、目の当たりにして、保管場所の必要性をかなり実感しました。
現在は一軒家に住んでいますが、以前のアパート暮らしだったときのことを想定してみました。
2DKのアパート(そもそも狭いですが)で、1畳半の押し入れがありました。屋外の物置きはありませんでした。
既に押し入れは満杯だったので、新たにキャンプ用品を押し入れに収納することはできなかったでしょう。
リビングスペースなどに棚を取り付けて収納することが必要になるため、新しい収納スペースを確保する手間と棚などの購入金額が発生します。
リビングスペースが狭くなり、普段の生活がストレスになっていたかもしれません
収納スペースに不安のある方は、ぜひレンタルサービスの利用を検討してみてください。
行かなくなってしまった場合の不安とリスクの解消
私にとっては、これがレンタルをする一番の理由になるかなと思います。
キャンプを意気揚々とはじめてみたのはいいものの、実際にやってみると、楽しい事はもちろんあるのですが、大変だと思うことも少なくないと思います。
私の場合は、夫婦が好きなのは分かっていたのですが、子どもたちが好きになってくれるのか、子どもたちの世話とキャンプの作業を同時に行うことで、親が疲れてしまわないかが心配でした。
他にも、都心暮らしの人で、キャンプ場までの移動が疲れるといった人や、マンションやアパート暮らしの方で、車への積み込み・積み下ろしが、大変すぎて、毎回やるのがツラいといった人もいると思います。
想像では、ものすごい楽しそうなキャンプ(実際に楽しい)ですが、行ってみることで見えたものも多かったです。レンタルで試してみることで、行かなくなってしまった場合のリスク回避、不安解消ができます。
最後に
キャンプは大人・子ども関係なく楽しめる素晴らしい体験です。
キャンプをこれから始めるという方、キャンプは好きだけど…と悩んでいる方に、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
この記事のライター
fudo2020
この記事のライター
fudo2020
登山やキャンプ、スキーが趣味のFodo2020と申します。元々は大阪で生まれ育ったシティボーイなのですが、社会人になってから山にハマって、気が付いたら北アルプスのある長野県に移住していました。現在は、家族4人で里山暮らしをエンジョイしながら、まだまだ小さい子どもたちと、いかにキャンプやスキーを一緒に楽しめるか画策中。旅も好きで、独身時代にはキャンプしながらカナディアンロッキーやアラスカの名峰を巡る旅をしたりしました。写真はMt.デナリ遠征終了後セスナでの一枚。本人。
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