キャンプ・アウトドアにおける節水術!暑い季節ほど節水しないと断水に!【防災にも使えます】

キャンプ・アウトドアにおける節水術!暑い季節ほど節水しないと断水に!【防災にも使えます】

アウトドアと節水は切っても切れない縁というのを知っていましたか?防災にも役立つ節水術について本記事ではご紹介させていただきます!

アウトドアにおける節水術を知っておこう

アウトドアにおける節水術を知っておこう

キャンプやアウトドア活動では、全てのキャンプ場や山小屋、テントサイトでガンガン水を使っていい洗い場やシャワーがあるわけではありません。
特に夏場には水の消費が増えるため、水が不足しやすくなることがあります。
こうした環境に配慮しながらアウトドアを楽しむためには、節水術を身につけておくことが重要なんです。

山小屋などでは常に水不足に配慮が必要

特に登山道にある山小屋などの施設では、水資源が限られているため節水が求められます。
暑い季節には、体力の消耗と共に水の消費量が増加するため、計画的な水の使用が必要です。

キャンプ場の水には多大な労力とコストがかかる

キャンプ場は登山道の山小屋より設備が整っている場合が多いのですが、水の使い過ぎは水資源の確保だけでなく水の処理などの関係からキャンプ場さんの負担がかなり大きいようです。キャンプ場さんあってのキャンプでもあるので節度を持って使っていきたいですね。

キャンプ場を運営されているきたもっくさんのブログで、その実情や水の節約術についても触れられていますのでそちらも是非ご覧ください!

きたもっくさんの記事を読む▶

具体的な節水の方法とは?

具体的な節水の方法とは?

“飲み水以外の水”を使い過ぎてしまいがち

もちろん山中では事前に水の消費量を見積もり、必要な分の水を持ち運ぶことも重要です。

しかしキャンプにおいては特に飲料以外で必要以上に水を使ってしまうタイミングが多々あります。
トイレ、食器の洗い物、歯磨き、シャワー、コテージ・ログハウスなどではお風呂など日常では当たり前のように水を使えていた場面で節水を心掛けることが必要です。

トイレの適切な使用

山小屋やキャンプ場にあるトイレは近年設備が整っているところも増えてきましたが、節水を心掛けて使う必要があるところも多いんです!
使用する際には、紙の使用量を控える・きれいに使う・流しすぎないなどのことに注意して節水を心がけましょう。
キャンプ場さんに綺麗にしていただいてるところでも「設備がしっかり整ってるから」と使い過ぎず、大小で流量を使い分けるなど適切に使うことが大切です。

調理での節水

調理の際には、洗い物を減らす工夫が必要です。以下の方法を試してみてください。

アイラップなど耐熱性の袋を使用

節水が必要な場面では、まず食器や調理器具が汚れることを防ぐことが結構重要です!

アイラップなどの耐熱性がある袋を使用して、それを鍋で沸騰したお湯に入れるような形で調理すると鍋を一切汚さずに料理することができるんです。洗い物が減らせるのはそもそもラクチンです(笑)

様々な方がアイラップを活用したキャンプ料理のレシピを発信してくれているのもありがたいですね!

食材固有の水分を活かした蒸し料理

食材自身の水分を利用して蒸し料理をすることで、水の使用量を減らせます。

炊事棟での注意点

また、水を使える炊事棟でも注意が必要です。

油汚れはまず拭き取ろう

もちろん洗い物が出る料理をしてはいけないなんて味気ないことは言いません。
ですが、洗い場に持っていく前に油汚れを拭き取ることで水の使用量も洗う手間も大幅に削減できます。

使用済みのティーパックなどがあると、茶葉の油をある程度分解する成分を利用して油汚れの大部分を拭き取ることが可能です。

また、キャンプ用の拭き取る洗剤というのが存在していまして、少し普通の洗剤より高いですがそちらもおすすめです。

拭き取り用洗剤JUST WIPE Amazonから引用

BBQコンロ・焚き火台は炊事棟で洗わない

節水面だけでなく、炊事棟でBBQコンロ・焚き火台を洗うのは灰や汚れがつまりを引き起こしたり様々な問題があるのでNGです!灰を流さないようにして「灰捨て場」などがある場合はそこに捨てて、そうじゃない場合は可燃ごみとして捨てる必要があります。

灰の対処に関するテクニックとしては、 まず焚き火台・BBQグリルにあらかじめアルミホイルを敷いておくこと手法が有名ですよね。そもそも後片付けが簡単になりますし、水で洗ってゴシゴシ拭くより節水効果もあります。

LOGOSのBBQ/焚き火台用アルミホイル LOGOSの極厚アルミホイルが火で溶けたりしないのでおすすめです。(Amazonから引用)

他にも焚き火台に関してはまずは撤収作業・片付けまでに薪を燃やしきることが重要です。灰については上述のように処分して、焚き火台は炊事棟などで洗うのではなく絞った雑巾などでサッと拭く・目立つ汚れ焦げ付きはスクレーパーというものを使って落とすなど対処法がいくつもあります。

衛生面での節水

手を洗う代わりに、ウェットティッシュで手を拭く方法があります。
また、お風呂がないキャンプ場や災害時には、ドライシャンプーが役立ちます。

アウトドア好きに人気のドライシャンプー

DiNOMENのドライシャンプーは、身体と自然に優しい成分で作られており、除菌消臭効果があります。
さらに、天然精油による虫除け効果も期待できます。

節水術を知ってからアウトドアを楽しもう!

節水術を知ってからアウトドアを楽しもう!

キャンプやアウトドア活動では、水資源の節約が快適な体験に繋がります。
事前に節水術を身につけておくことで、限られた水資源を効率的に使い、断水のリスクを減らすことができます。

また、これらの節水術は防災時にも役立つため、日常生活においても応用可能です。
アウトドアを楽しむ際には、節水を心がけることで、自然環境を守りながら快適な時間を過ごすことができます。
キャンプ場や登山道での節水を実践し、持続可能なアウトドアライフを楽しんでください。

自然の水循環を守ろう

ウォータープロジェクト

8月1日は水の日となっており、国や企業が様々な取り組みをおこなっております。
環境省では水環境の保全や水循環の大切さについての周知と啓発を目的として「ウォータープロジェクト」を発足しており、タナベスポーツでも参加しております。

アウトドアやこの記事をきっかけに皆さんにもそうした水資源の重要さをちょびっとでも考えていただければ幸いです!

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