テントの干し方は?選び方は?テントに関する初心者の疑問徹底解決します!

テントの干し方は?選び方は?テントに関する初心者の疑問徹底解決します!

初めてのキャンプはまずテント選びから!と、その前に、

テントに関する疑問ってないですか?

どんなテントが良いのか、扱い方などなど・・・けして安くはないテントだからこそ扱い方も十分に注意して大切に扱いたいですよね。

そんな意識の高い初心者キャンパーさん達が、特に心配しやすいテントに関する疑問をピックアップ!
さらに知っておいてほしい参考になる知識も教えちゃいます。



テントに関する基礎知識

テントに関する基礎知識

長く快適に使用するためにも大切に使うためのポイントって知りたいですよね。
こちらでは、初心者キャンパーさん達に多い基礎知識に関する質問をピックアップ。



テントが劣化する原因はなんですか?

テントが劣化する多くの原因は生地を保護している防水層などのコーティングが剥がれてしまうから。

その要因には紫外線によるダメージがあります。風や汚れなどでもさらにダメージが加速するので、使っているだけでも劣化が進みます。
さらに雨や湿気によるコーティングの劣化はベタつきやニオイ、カビの原因にもなります。水による劣化は加水分解による生地との化学反応によるもの。キャンプの後はテントの水気をしっかりと乾かしましょう。



テントに雨がたまらないようにするにはどうしたらいいですか?

テントに雨がたまるとテント崩れや浸水の原因にもなる恐れがあります。そのため対策としてやっておきたいのがテントをピシっと強く張ること。

設営時に「ガイロープ」と「自在金具」を使うと天幕もロープもしっかりと張りが作られ、テント自体も綺麗に設営できます。

「ガイロープ」と「自在金具」

※雨だと地面がぬかるんで緩みが発生しやすいためペグを2本使用するのもおすすめです!

ガイロープとは?

ガイロープはテントやタープなどの幕と地面を固定する張り縄で、テントが飛ばされないようにする目的の他、幕に張りを持たせ綺麗に設営するためにも重要なギアです。

自在金具とは?

張り縄の長さを簡単に調節できる金具です。ロープに張りを持たせるために自在金具を使うと簡単に調節でき、テント設営時には欠かせないギアです。



テントの寿命は何年くらいですか?

テントの寿命はズバリ5〜10年です。
使用頻度や手入れなど扱い方次第で長く使えるので手入れ方法も知っておきましょう。

しかし、たったの数年で劣化?安いテントでいいじゃん!
と思うかもしれません。テントが高額な理由はその快適さやコンパクトな設計などさまざまな理由があり、大手メーカーのテントなどを選ぶと機能性に優れたものが多く安心して使えます。



おすすめのテントの大手メーカーは?

おすすめのテント大手メーカーの中でも、コスパ抜群のColeman(コールマン)、オシャレで機能的なSnowPeak(スノーピーク)、DOD(ディーオーディー)、キャンパーに寄り添ったテントを打ち出すtent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)などは初心者から上級者まで楽しめます!

それでは、テントを探している初心者キャンパーにおすすめの大手メーカーを紹介していきます!


Coleman

コールマン

他のメーカーと比較してもスペックが同等なのにコスパが良いのが特徴。




Snow Peak

スノーピーク

設営のしやすい様々なスタイルのテントが揃っていて初心者におすすめのメーカー。




tent-Mark DESIGNS

tent-Mark DESIGNS

初心者でもおしゃれで快適なテント泊をしたい人におすすめ。




DOD

DOD

デザインが個性的で特徴のあるコスパのいい商品がラインナップ!初心者でも楽しんでキャンプができます。



テントは干した方が良いですか?

テントが濡れている状態はカビの原因に!必ず乾かすことをおすすめします。
さらに、濡れたまま収納しておくと雑菌が繁殖し悪臭の原因にもなります。

また、水分は生地の劣化につながるので、テントを長持ちさせたいならお手入れの一つとして水分を取り除きましょう。



テントの下に敷くシートは必要ですか?

テントの下に敷くシートは必要ですか?

必ず敷く必要はないのですが、地面からの熱や冷気によるテント内の環境を守り快適に過ごしたいならシートがあったほうがいいです。また、地面の砂利やデコボコを軽減するだけでなく、テントの汚れや傷から守る目的もあります。
ほかにも、雨の時や地面が濡れている時にはシートがあるだけで設営時の快適さにも違いがあるんですよ。

ここではさらに、初心者キャンパーに多い疑問にもお答えしていきます!


テントの下に敷くシートの名前はなんですか?

テントの下に敷くものを「グランドシート」と呼びます。
似たものに「インナーマット」がありますが、こちらはテントの中に敷くもので、クッション性がありフロアマットのような役割なので、購入時に間違わないように!


テントの下に敷くシートの敷き方は?はみ出してもいいですか?

テントより大きいものの方が良さそう?と思うかもしれません。
しかし、テントとシートの間から雨水や結露などが侵入しやすい状態になるので、大きすぎると逆に良くないんです。
テントの大きさに合わせるか少し小さめのシートでもOKなので、購入時にはテントの底面のサイズをチェックする必要があります。


ビニールシートを敷くとどうなりますか?

ビニールシートでも代用は可能です!

防水性も高いのでキャンプなどでもレジャーシート代わりに使えておすすめ。年間を通してキャンプに行く回数が少ないならビニールシートでもOK。

しかし、長期間使用したいとなると耐久性が心配かもしれません。テントのサイズと合わないなど困る事もあるかも。



テントの干し方・お手入れ・カビ対策

テントの干し方・お手入れ・カビ対策

テントをより長く大事に使うためにも知っておきたいお手入れ方法はキャンパーにとって大切な心得!
一つ一つチェックしておきましょう。



テントは毎回洗う必要はありますか?

テントの生地全体には防水加工があるので頻繁に洗う必要はありません!使用頻度にもよりますが、丸洗いするなら年に1回程度で十分。

しかし、キャンプでは何かと汚れがついていたり水気が残っていたりしますが、これらは劣化の原因になるのでしっかりと汚れた部分などは拭き取り水気は乾かしておくのがポイントです。
汚れがひどいと感じた部分は水洗いしてあげましょう。



テントは濡れたままで何日まで放置してOK?

キャンプサイトでテントを乾かせない状況もきっとあります。
そんな時は家でしっかり乾かす必要がありますが、1週間何もせず放置してしまうとカビや雑菌の繁殖が進んでしまいます。

できれば2〜3日以内に乾かしてあげましょう。



テントを自宅で洗う方法は?

自宅でテントを洗うには庭が最適。しかし集合住宅に住んでいると庭がないケースもあります。そんな時はお風呂場がおすすめ!少しずつ広げながら水で汚れを洗い流していきましょう。

注意したいのは、洗い流す前になるべく目立つ砂や泥は落とすこと。汚れを落とす時はベランどなどの物干しにかけてあげるやり方もおすすめ。



テントはコインランドリーで洗えますか?

絶対NGなのがコインランドリーでテントを洗うこと。

コインランドリーにある洗濯機はドラム式のものがほとんど。テント自体はあまりゴシゴシ洗うと生地表面が傷つき加工も剥がれて劣化しやすくなります。
テントが水を含むと重くなるため、洗濯機の故障にもなりかねません。



テントを天日干しにしたらどのくらいで乾きますか?

だいたい 30分〜1時間程度で乾きます。

あまり長い間天日干しするのはおすすめしません!なぜなら紫外線により生地表面の防水層が劣化してしまうから。 すぐに撤収できない場合は、乾いたら直射日光に当たらないように場所を移動させるなど工夫しましょう。
または直射日光に当たらない場所で乾かすのがテントにとって一番リスクが少ないですよ。



テントにカビが生えたらどうしたらいいですか?

テントの生地に使われている素材にもよりますが、基本的に中性洗剤や消毒用エタノールでカビを取る事ができます。

中性洗剤を使う時は軽度のカビに使用します。中性洗剤を含ませた雑巾で拭きとるだけでカビによる汚れが取れます。
消毒用エタノールを使う時はカビが目立つところに使用します。消毒用エタノールを吹き付けて生地に浸透させ殺菌させると効果的です。。

注意して欲しいのが、塩素系漂白剤はNGです!コーティングされた生地を痛めてしまい劣化の原因になります。



初心者目線のテント選びについて

初心者目線のテント選びについて

テントを選ぶ際の最終的な決定は色です。

さまざまな性能の良いテントがあっても色が気に入らない場合は悩むところ。でも実際キャンプで使用するテントの色は何色が適しているか知っていますか?
その色選びもアウトドアにおいて重要な項目なんです。



テントは何色が涼しいですか?

テントの色で最も涼しく感じさせてくれる色は白です。

なぜテント選びで色が重要なのかという理由は、日中の温度管理や虫対策にも関わってくるから。特に暑い季節は涼しさを感じる色味が必要になってきます。

太陽光や水面からの光を反射する色が白なんです。この反射があるおかげで、テント内も熱がこもりにくくなって夏の暑い時期も快適に。

そのほか、色に関するテントの疑問にもお答えします!



黒いテントは暑くなるって本当?

黒は色の中でも光を吸収する色とされています。そのため、吸収された熱はテント内の温度を上げてしまいます。
テント内の換気をしっかり行う必要もありますが冬場は暖かくておすすめ。さらに遮光性が高いので紫外線対策をしたいなら黒もおすすめカラーです。
しかし、年中キャンプを楽しみたい人の場合は季節によっては向いていません。



虫が来ない色って何色?

自然に溶け込む緑や青。また、白や黒も虫が寄りつかない色とされているようです。
オレンジや黄色など派手な色に虫が寄り付くので、テントだけでなく服装にも注意が必要そうですね。



テントのお手入れ・取り扱いが面倒ならレンタルがおすすめ!

テントのお手入れ・取り扱いが面倒ならレンタルがおすすめ!

テントは使うだけでなくお手入れが大事!その知識さえあればあとはお気に入りテントを見つけるだけです。
しかし、今回のお手入れ方法を見ただけでテントの扱い方ってめんどくさい!!なんて思っている方はいませんか?

そんな方におすすめなのがテント一式のレンタルサービスを使うこと。
タナベスポーツではテントに必要なギアやグランドシートまでついてお得にレンタルできるサービスを行っています。

テントセット一式をレンタル!

そのほかにもキャンプ一式セットや焚き火台、タープのレンタルなど品揃えが豊富♪
初心者でも安心してキャンプを始めるために、まずはタナベスポーツのレンタルサービスを利用してみてください!

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