キャンプの虫対策12選で夏キャンプを快適にしよう【絶対虫除け2024】
夏のキャンプや登山は自然を満喫できる素晴らしいアクティビティですが、虫対策は欠かせません。特に蚊やブヨ、ダニなどの虫に刺されることを防ぐために、しっかりと対策を取ることが重要です。ここでは、効果的な虫除け対策10選を紹介します。
ディート(DEET)配合の虫除けスプレーを使う
虫除けの成分で最もポピュラーなのがディート(DEET)。
50年以上前に日本で開発され、今では世界各国で使用されています。
血を吸う害虫は、ヒトが発する匂いや体温、湿度、炭酸ガスなどを感知してヒトに寄ってきます(イヤですねー!)。
その感知能力をかく乱させて、ヒトに寄ってこないようにさせるのがディートです。
【特徴】
1回の使用で効果が長時間持続
子どもでも安全に使用できる
キャンプだけでなく日常の暮らしに潜む様々な害虫に効果アリ
キャンプで虫除けするのにおすすめのディートの濃度は?
虫除け効果が大変高いディートですが、濃度によっては年齢制限があり注意が必要です。
6か月以下の子どもへの使用制限があり、濃度30%配合のものは12歳未満は禁止されています。
まだ皮膚が弱く敏感な子供には刺激が強く、アレルギー反応を起こすリスクがあります。独特の匂いがあるので、テント内での使用も換気などに気を配りましょう。
キャンプ地で大人が虫除けを使う場合は濃度30%のものを使用したいですが、日常生活や短時間での虫除けであれば、濃度10%未満のもので充分だといえます。
ただし、大人でも肌の弱い人は注意が必要ですので、説明書をしっかり読んで使用してください。
コールマン サラテクト ミスト
amazonから引用生後6か月以上から使える、 信頼のコールマン製のディート10%の虫除けです。
携帯に便利な60mlのミニボトルで、1回の噴射で1日効果が持続します。
また、肌の弱い人でも安心して使えるよう、4種のうるおい成分が配合されているのも嬉しいですね。
フマキラーから医薬品で30%タイプが登場
amazonから引用30%の高濃度タイプなら、 フマキラーの「医薬品スキンベープミストプレミアム200mL」がオススメです。
高濃度なので高い虫除け効果が5~8時間持続。また、肌に優しい潤水成分のヒアルロン酸ナトリウム配合で安心です。
※エアゾールタイプで爽やかミントの香りの「医薬品スキンベーププレミアム200mL」もあります
イカリジン(Icaridin)配合の虫除けを使う
ディートに比べて皮膚に優しく、子供や妊婦にも安全とされるイカリジンは、最近注目されている虫除け成分です。特に蚊やブヨに対する効果が高いです。
フマキラー 天使のスキンベープ 虫除けスプレー
amazonから引用日本初上陸のイカリジン成分配合の虫よけです。 ヒアルロン酸Na配合で、肌の弱い人やお子様にオススメです。
虫除け独特のイヤな匂いもないので、小さなお子様でも気軽に使えます。
また、 マダニにも効くところもオススメポイントです。
天然成分の虫除けスプレーを使う
低刺激だけでなく、環境や生態系への影響の少なさから注目されているのが 天然成分(ハーブ)の虫除けです。
アレルギーや刺激が低いので、敏感肌の人や子どもでも安心して使えるのが特徴です。
ただし、ディートやイカリジンに比べると効果が弱いため、特にアブやブヨ、蜂に対しては別の対策をとりましょう。
天然アロマ虫除けスプレー アンチバグプレミアム
amazonから引用天然成分100%で、 上質なエッセンシャルオイルとさとうきび由来の植物アルコールだけで作られています。
敏感肌の人や子どもだけでなく、赤ちゃんでも安心して使うことができます。
数種類のハーブをブレンドし、森林系のプレミアム感ある香りで アロマ効果も期待できます。
「香りがいいのでついつい多くプッシュします」というレビューも納得ですね。
赤ちゃんにも使える天然成分の製品については、キャンプの情報などを発信されているブログ まくろパークさんの記事もとても参考になるのでこちらも併せてご覧ください。
パラキートで念には念を
世界40か国で販売されている、 フランス発のバンド型虫除けが「パラキート」です。
人間が発する二酸化炭素を、フランスの調香師がブレンドした7つのハーブの香りで探知しにくくさせます。
香りを詰めた「ペレット」をバンドに入れて腕に巻くだけですので、虫除けを肌に直接塗ったり噴射するのに抵抗がある人にオススメ。
しかも 一個のペレットで15日間も効果が持続するという驚異的な持続性なんです。
特に、水濡れに強いため、川遊びや海水浴、プールなどの 水遊びのシーンで効果を発揮します。
天然成分100%のハーブ由来の虫除けですので、 完璧で強い効果を期待するというより、補完的に使うのがオススメです。
長袖・長ズボンの着用
虫対策の基本中の基本は、やはり「肌の露出を減らす!」ことですよね。まずは衣服でしっかり肌をガードしておくことを考えましょう。
今では冷感シャツやラッシュガードがありますし、本気モードならファン付きの上着もありますので一考の価値アリだと思います。
また、衣服の「色」にもひと工夫しましょう。
虫が寄りにくいように、「植物に近い色は避ける」「紫外線を反射しやすい色は避ける」のも効果があります。
具体的には グレーやブラウンが無難です。黒は蜂が攻撃してくる色(髪の毛や目の玉が危険ですよ)ですのでやめておきましょう。
ランタンで虫対策
ランタンの位置を工夫する
虫が光に集まる習性を利用して、 テントから離れたところにオトリ用のランタンを設置する方法もあります。
特に、紫外線を発する光を好むため、 テント周辺には紫外線を出さないLEDのランタン、オトリには紫外線を発する蛍光灯のランタンを設置するとよいでしょう。
電撃ライトを使用する
ライトに寄ってきた虫を、中心にある 電撃グリッドで電気ショックを与えて殺してしまうという方法もあります。
虫が電撃グリッドに触れるとバチバチという嫌な音がしますが、こちらは定電圧のため不愉快な音が低減されています。
また、 防水機能付きなので、グリッドに付着した虫は水洗いOKです。
ハーブや精油を利用する
昔から虫除けの天然成分として良く知られているのが ハッカ油(ミント)ですね。
ハッカには 虫除けだけでなく、抗菌、消臭、覚醒(気分スッキリ)の効果もあるので、キャンプにはとても役に立つんです。
ただ、ハッカ油の原液をそのまま肌につけるのはやめましょう。濃度が高く威力が強いのでヒリヒリしてアレルギー反応を起こしてしまう場合があります。
■ハッカ油スプレーの作り方
ハッカ油に耐性があるポリエチレンかガラスの容器に、
①無水エタノール10mlとハッカ油20~40滴を混ぜる
②精製水90mlを①に混ぜてよく振る
これで完成です!
蚊取り線香ホルダーを使う
昔から虫除けの大定番といえば 「蚊取り線香」ですよね。
その蚊取り線香をキャンプでもうまく活用しましょう。
昔ながらの蚊取り線香ホルダーに入れて持ち歩くこともできますが、最近ではオシャレな蚊取り線香用ホルダーもありますよ!
また、蜂やアブ用の蚊取り線香もあるので活用してください。
ちなみに。。。
蚊取り線香の独特の香りが、 「日本の夏っぽくていい!!」という人も少なからずいるのでは??
特に昭和世代は、蚊取り線香の匂いに懐かしさを覚えるかもしれませんねw
Crochead蚊取り線香ホルダー
amber-ark.jpから引用蚊取り線香ホルダーのイチオシはコレ。持ち運び簡単で置き方も自在なCrochead蚊取り線香ホルダーです。
amber-ark.jpから引用
オーストラリアでこだわって作られており、特殊なコーティングを施し錆や腐食に強いのもギア好きとしては嬉しいですよね。
また、Crocheadで線香を挟む位置で火が止まるので、最後まで使いたいときは中央を挟み、少し使いたいときは止めたい位置で挟むなど「使用時間の調整ができる」のもポイントです。
虫除けのパラフィンオイルをランタンに使用する
ランタンの燃料には虫除け成分が入っている物があるんですよ!
虫除けパラフィンオイルや天然ハーブアロマ防虫オイルと呼ばれているもので、自分の好きなオシャレなデザインのランタンに虫除けアロマの入ったオイルを使ってみては??
Sin. アロマランタンオイル
虫が嫌う四つの天然精油をオリジナルブレンドした日本製のオイルです。
煤が出にくく手入れがしやすいのが特徴で、 環境に優しいパラフィンオイルとして鉄板の商品といえます。
メッシュ窓のあるテントを選ぶ
虫が入ってこないように、 窓がメッシュになっているタイプのテントを選ぶのも基本的な対策のひとつですね。
換気効果を高めるためだけでなく、ゆったりくつろげるように広めのテントを選ぶのがオススメです。
Coleman (コールマン) タフスクリーン2ルームハウス
リビングと寝室の2部屋ある構造、広く快適に過ごせるのが2ルームハウスです。
コチラのColeman (コールマン) タフスクリーン2ルームハウスは、リビングがフルメッシュ、オープン、クローズを選ぶことができます。
また、リビング側には虫の侵入を防ぐスカートもついています。
コールマンならではの頑丈なアルミフレームと、一人でも簡単に設営できるところも信頼を得ているところで、タナベスポーツのレンタルでも断トツでイチバン人気 のテントです。
キャンプに行くなら虫対策の準備は万全に。
いかがでしたか??
グッズを使うことははもちろん、いろんな工夫で虫除けができそうですね。
虫に刺されるとせっかくのキャンプが不快になるだけでなく、キャンプ後でも痒みや刺された跡が残るなど、なんとも後味が悪いものです。
ちょっと気を付けるだけで虫よけ対策はできることが分かって頂けたと思いますので、 万全の虫よけ対策をしてキャンプにいきましょう!
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キャンプ歴10年以上!キャンプブロガーのかぶぞうさんの記事では、キャンプの虫除けについてさらに詳しく知ることができます!