格安でキャンプする方法とは

高いキャンプ用品には理由が…格安でキャンプするにはレンタルがおすすめ!

「キャンプに行ってみたい!けれど…どんな道具を買えばいいかわからない」「キャンプ用品を一式そろえるのは、高い出費になりそうだから踏ん切りがつかない」といった不安を抱えて、あと一歩を踏み出すことができない!という方は意外に多いと思います。
今回はそんなキャンプ未経験者の方の、「キャンプ道具にどれぐらいのお金がかかるのか?」という疑問にお答えし、格安でキャンプを楽しむことができるレンタルの魅力をお伝えいたします。

目次

キャンプ用品は実際に高いのか?

ここ数年のキャンプブームのおかげで、以前とは比べ物にならないほど、キャンプ用品は身近なものになりました。一昔前には、キャンプ用品は登山用品店やスポーツ用品店でしか手に入らないものでしたが、最近ではホームセンターや100円ショップにもずらりとキャンプ用品が並んでいます。ECサイトでも数えきれないほどのキャンプ用品が販売されており、ユーザーの選択肢は広がり続けています。

そんな状況なので、キャンプ用品は一概に高価なわけではありません。テントを例にあげると、アンダー1万円の安値なものから10万円を超える高価なものまで、幅広い価格のものが販売されています。

キャンプ用品によって、なぜそこまでの価格差が生まれるのでしょうか?価格が高いものほどいいキャンプ用品なのでしょうか?その疑問に事項でお答えいたします。

キャンプ用品は高いほど品質がよい?

先に結論を述べてしまいますと、キャンプ用品は値段に比例して品質が良くなる傾向があります。安い道具はそれなりの作りなことが多く、高価なものは頑丈なものが多いです。

テントの場合、安値なテントはフレームや生地の素材を安い素材にしたり、縫い方などの作り込みの部分の手間を省くことでコストを下げています。

単純に安値なテント=悪いテントというわけではありません。安値なテントでも、使用するシチュエーションによっては快適に過ごすことができるでしょう。

けれども、キャンプは自然の中に身を投じるアクティビティなので、突然の荒天に見舞われたりと、予想外の事態が起こることも考えられます。キャンプ用品は最終的に命を守る道具なので、ある程度の高い品質があり、信頼できるものの購入をおすすめします。

ここで、キャンプ道具の値段による品質の違いを、ファミリーキャンパーに人気のある2ルームテントを3種類比較してご説明いたします。3種類のテントはLOGOS(以下ロゴス)とColman(以下コールマン)のテントです。いわゆるメジャーな王道メーカーのものですね。

Tradcanvas PANELドゥーブルXL

比較するのはロゴスを代表するテントであるTradcanvas PANELドゥーブルXL(以下ドゥーブル)。

PANELグレートドゥーブルXL-BJ

同社の高級テントであるプレミアムPANELグレートドゥーブルXL-BJ(以下プレミアム)。

4Sワイド2ルームコクーンⅢ

コールマンの中で、最もグレードが高いマスターシリーズのテント、4Sワイド2ルームコクーンⅢ(以下コクーン)です。

ドゥーブル
¥99,000(税込)
プレミアム
¥140,000(税込)
コクーン
189,800円(税込)

3つのテント全てが、ホームセンターのプライベートブランドや、無名のメーカーのテントと比べると、非常に高価なテントですが、価格に見合った性能があります。

ポールの剛性や本数に注目

ポールの剛性について

安値なテントと高価なテントとの違いで、最もわかりやすいのがポールの剛性です。安いテントには剛性が低い素材が使われていることが多く、高いテントほど強度のある素材が採用されています。

ポールはテントの耐久性を担う重要なパーツ。テントが風を受けた時、豪雨が降った時などに、最も力が加わる部分です。突風が吹く山の裾野や、海沿いのキャンプサイトでは、ポールの剛性が高ければ、テントが倒壊する恐れが少なくなるので、安心して過ごすことができます。

各社のポール

上の写真の左がドゥーブルのポール。中央がプレミアムのポール。右がコクーンのポールです。一見してコクーンのポールが最も太く、頑丈な作りなのがお分かりいただけるかと思います。

ドゥーブルとプレミアムのポールの太さはほとんど変わりませんが、その素材には大きな違いがあります。ドゥーブルのポールの素材は6061アルミという、手に入りやすい一般的なアルミ、よくしなりますが強度はそこそこのものです。プレミアムのポールの素材は 7075超々ジュラルミンです。アルミ合金の中では最も強度が高く、航空・宇宙開発分野の製品にも採用されている素材です。非常に強度が高いだけでなく、腐食性が低いため、錆びにも強い高級素材です。

ちなみにポップアップ式のテントや¥10,000以下のテントの多くは、グラスファイバー製のポールを採用しています。グラスファイバーのポールは、よくしなり折れにくいですが、見るからに細くて華奢なポールです。強風が吹くとテントが大きくゆがんででしまい、テントの形状を維持できないというデメリットがあります。

各テントのメインポールの本数にも注目してみましょう。

ドゥーブル
4本
プレミアム
5本
コクーン
7本

ポールはテントの骨にあたるパーツ。比べると、価格が高いコクーンの本数が最も多いですね。メインポールの本数が多いほど、テントにかかる力を分散させるため、テントの耐久性がアップします。

コクーンのテントポールは、組み上げると、ポールが縦と横に配置されており、構造的にも非常に堅牢なつくりをしています。

耐水圧とは?

耐水圧について

耐水圧とは水濡れに対する生地の性能を表す数値です。耐水圧が高いほど水濡れに強く、雨がしみ込みにくい素材ということになります。

一般的に、耐水圧は1500mm以上あれば強い雨にも耐えられるとされています。

では、3つのテントの耐水圧を見てみましょう

ドゥーブル
フライシート2,000mm/フロアシート3,000mm
プレミアム
フライシート3,000mm/フロアシート10,000mm
コクーン
フライシート3,000mm/フロアシート10,000mm

フライシートとはテントの上部の素材、フロアシートとはテントが地面に接する寝室部分の素材のことです。

ロゴスの上位機種であるプレミアムとコールマンの上位機種であるコクーンはフライシート、フロアシートの値が同じでした。フロアシートの耐水圧は10,000mmと非常に高く、下からの水漏れに対して強いテントだとわかります。水はけが悪い場所に設置しても寝室に水が入ることが少ないでしょう。

上位機種の2つのテントと比べると、ドゥーブルの耐水圧が見劣りしてしまいますが、決して耐水圧が低いわけではありません。むしろ、ドゥーブルにも荒天の中でもキャンプを楽しむことができる十分なスペックがあります。

安値なテントの中にも、耐水圧が1,500mm以上ある、素材だけ見ると、ハイスペックなテントもあります。しかし、実際に使用してみると、細部の処理が甘く水漏れに弱かったり、雨を通しやすい形状だったりすることが多いので、注意が必要です。

生地や細部の作りにも差がある

各テントの生地の厚さに着目してみましょう。

記事の作りこみについて

こちらがドゥーブルのフライシートの生地、手が透けているのがおわかり頂けるかと思います。

張りがある厚手の生地

こちらがプレミアムの生地です。手は全く透けていません。張りがある厚手の生地です。

コクーンの生地

最後にコクーンの生地、触った感覚ですがプレミアムと比べて2倍程の厚さがありそうです!鋭いものでひっかけても、簡単には裂けない強度があります。

また、細部の作り込みにも差があります。ベンチレーションを見てみましょう。

ベンチレーション

日本は高温多湿な気候なので、ベンチレーションの作りはテントの快適性を大きく左右します。

ベンチレーションはテントの快適さのかなめ

こちらがドゥーブルの寝室の上部にある2か所のベンチレーションです。写真のベンチレーションの他にも、寝室の下部に2か所のベンチレーションがあります。チャックなどはなく、いつもオープンしたままの作りです。

プレミアムのベンチレーション

こちらがプレミアムのベンチレーション。ドゥーブルと同じ位置にありますが、チャックがあるので、寒い季節にはクローズし、真夏にはオープンするといったようなテント内の環境の微調整ができるような作りです。

コクーンのベンチレーション

最後がコクーンのベンチレーション。上部の中央に巨大な開閉式のベンチレーションがあります。

空気循環が非常に強化された作り

コクーンには寝室部の下部の左右にも、他のテントよりも大きい開閉式のベンチレーションがあります。空気循環が非常に強化された作りですね。

テントの細部の作りこみに関して、ベンチレーションはほんの一例にすぎません。3つのテントを比べると、縫製の丁寧さ、補強の細かさなど、価格が高いコクーンが頭一つ抜き出ています。

テントを比べることによって品質の差をご説明いたしました。テントを購入する際の参考になれば幸いです。ただし、実際に使ってみないと伝わらない部分も多くあります。

タナベスポーツでも、今回比較に使ったテントと同じぐらいの品質のテントをレンタルできます!いきなりテントを購入するのはハードルが高いものです。まずは気楽にキャンプ用品をレンタルして使い勝手を試してみるのはいかがでしょうか?

キャンプ用品一式の相場は?

キャンプ用品一式

キャンプ用品を一式そろえた場合、その総額はどれぐらいになるのでしょうか?ロゴスの製品でファミリーキャンプ用品一式をそろえた場合と、ソロキャンプ用品一式をそろえた場合の総額を見てみましょう。

キャンプ用品一式の内容は、キャンプを楽しむのに必要最低限必要なものです。さらに快適にキャンプを楽しむためには、下記の一式以外の道具も必要になります。

ファミリーキャンプ用品一式の価格

キャンプ用品一式の価格について
品目 商品名 個数 価格
テント Tradcanvas PANELドゥーブルXL 1 ¥99,000
Lite オートレッグテーブル 1 ¥15,800
椅子 キングあぐらチェア 4 ¥7,900×4=¥3,1600
エアマット 高密弾力セルフインフレートマット 4 ¥8,250×4=¥33,000
寝袋 抗菌防臭丸洗いシュラフ 4 ¥4,580×4=¥18,320
計¥19,7720

なんと4人家族のキャンプ用品の総額は20万円近くになりました!なかなかの高額出費ですね!

全ての商品をロゴスでそろえたので、全体的に、ある程度品質の良いものになります。品質は下がってしまいますが、もっと安値なものと差し替えれば、全体のコストを下げることはできるでしょう。しかし、4人家族分のキャンプ道具を揃えるには、どう頑張っても10万円以上はかかると思います。

ソロキャンプ用品一式の価格

ソロキャンプ用品一式の価格について
品目 商品名 個数 価格
テント ツーリングドゥーブルBJ 1 ¥36,300
life ロール膳テーブル 1 ¥2,979
椅子 キングあぐらチェア 1 ¥7,900×4=¥3,1600
エアマット 高密弾力セルフインフレートマット 1 ¥8,250×4=¥33,000
寝袋 抗菌防臭丸洗いシュラフ 1 ¥4,580×4=¥18,320
計¥60,009

ソロキャンプ用品一式の価格は約6万円ほどでした。こちらもけっして安い出費ではないですね…。

キャンプ用品一式をお得に使える方法とは?

こんなに高額なキャンプ用品一式をお得に使える方法とは???

ズバリ!キャンプ用品のレンタルです!

上記2セットと同等の品質の、弊社レンタル商品の場合・・・

ファミリーキャンプセット4人用が¥27,000(税込)!!!

ソロキャンプセットが¥9900(税込)!!!

非常に手ごろな価格でキャンプを楽しむことができます!!!

また、弊社キャンプセットには、先ほど例に挙げたロゴスのキャンプ用品一式には含まれていなかった、LEDランタン
グラウンドシート
ペグ打ち用のハンマー
も付属しているので、とってもお得です!!

キャンプをさらに快適に過ごすために必要な道具

キャンプの食卓

弊社のキャンプセットだけでも最低限のキャンプを楽しむことができますが、焚き火や調理に挑戦して、キャンプを充実させるためには、下記の道具があると便利です。

  • 焚き火台
  • バーナー
  • 食器やカトラリー類

弊社でも、アウトドア用のバーナーや焚き火台のレンタル商品あります!!

キャンプ用品をレンタルするメリット

キャンプ用品を一式買い揃えるよりも、レンタルしたほうがコスパがよいことがご理解いただけたかと思います。

レンタルのメリットは他にもたくさんあります。

実際に使用感を体験でき、キャンプに必要なものが理解できる。
道具に関してあれこれ悩む心配がない。
キャンプ用品の保管場所の確保やメンテナンスの必要がない。

弊社のキャンプ用品レンタルでは、レンタルする際に、配送先をキャンプ場に設定することもできます!!

キャンプ場で直接レンタル商品を受け取れば、自身で用意した荷物を運んでから設営するよりも負担が大幅に少なくなりますよ。

特にファミリーキャンプは初心者にとってハードルが高いものです。子供が小さいうちは、子供のほうに手がかかるので、設営や後片付けに思った以上に時間がかかり、ゆとりが無いキャンプになりがちです。レンタルを利用することによって負担を無くし、余裕を持ったファミリーキャンプを楽しみましょう。

まずは気軽にレンタルしてキャンプを楽しもう!

キャンプを楽しもう!

そもそも長く続くかわからないキャンプに、全ての道具を買いそろえて挑戦するのはハードルが高いものです。まずは気楽にキャンプ用品をレンタルしてキャンプに挑戦してみることをおすすめします!

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