初心者向けテントの種類と選び方を解説。

【徹底解説】初心者向けテントの種類から選び方、おすすめテントまで紹介

ひと口に「テント」といっても、実に様々な種類があります。初心者には、どのテントを選べばよいのかわかりませんよね。
そこで今回は、初心者にわかりやすいテントの選び方を説明します。

テントの種類と特徴

テントにはいくつか種類があり、キャンプの人数や場所、季節などによって選ぶものが変わってきます。
それぞれテントにはそれぞれメリットもデメリットもありますので、まずは、どんな形状のテントがあるのかを紹介しましょう

ドーム型テント

アメニティドームS 》タナベスポーツで詳細を見る

テントの基本形はコレ!
クロスポールで立ち上げるシンプルな構造なので、重量も軽めで設営も簡単です。
種類も豊富で選択肢が多く、初心者だけに限らず利用者の多いテントです。
■メリット
シンプルで建てやすい
重心が低く、風に強い
■デメリット
屋根が低くやや狭く感じる 大人数には不向き

2ルーム型テント

タナベスポーツでも一番人気の2ルームテント、Coleman タフスクリーン2ルームハウス 》タナベスポーツで詳細を見る

ひとつの屋根の中に、リビングと寝室が分かれているテントで、ここ数年で人気が出てきています。
広いためゆったりと過ごすことができ、タープを張る必要もありません。急な降雨にも安心です。
■メリット
二部屋とれる快適な居住性
タープいらずで設営完了
■デメリット
大きいため設営に手間がかかる
重いものが多く、持ち運びがやや大変

トンネル型テント

DOD カマボコテント3M (引用元:Amazon)

ツールーム型テントの一種で、トンネル型のテント内にリビングと寝室があります。
ツールーム型テントとの大きな違いは設営方法です。構造がとてもシンプルなので、3~4本のポールをフライシートに通して立ち上げるだけでOKです。
■メリット
居住空間が広くて快適
構造がシンプルで、少ない工程で建てることができる
■デメリット
重くて大きいので持ち運びがやや大変 熱がこもりやすく夏場は不向き

ティピー型テント/ワンポール型テント

ワンポールテントで簡単設営 (引用元:Amazon)

とんがり屋根のテントで、見た目が可愛く女性キャンパーに大変人気のあるテントです。
1本のポールで建てるシンプルな構造のため、設営も大変簡単で、こちらも初心者にオススメです。
■メリット
ポールは一本だけ。設営がとても簡単
とにかくオシャレなフォルムで和みます♪
■デメリット
真ん中にポールがあるため狭く感じる
構造的に雨が振り込みやすい

ロッジ型テント

Naturehike ワンタッチテントロッジ型 (引用元:Amazon)

まるで一戸建のようなテントで、90年代に人気がありました。レトロな雰囲気と高い快適性から、また人気が出てきています。
垂直に建っているためデッドスペースがほとんどなく、広い空間を確保できるのが特徴です。
■メリット
なんといっても広く快適な居住空間
レトロな雰囲気で幸せ感満載
■デメリット
重く大きいため設営が大変
10~20万円と価格が高め

初心者向けテント選びのポイント

初心者がたくさんある種類の中からひとつに絞るのはなかなか大変です。
キャンプをする場所、人数、季節によっても変わりますね。
まずは基本的なポイントを整理しておきましょう!

テントのサイズ

ソロでいくのか?カップルや友人と?家族と??・・など、人数によってサイズや形を選びましょう。
基本的に、少人数であれば「ドーム型」「ティピー型(ワンポール型)」
大人数であれば「2ルーム型」「ロッジ型」
を選ぶと良いでしょう。

設営の簡単さ

初心者にとっては「いかに簡単に設営できるか」はとても大きなポイントです。
テントの設営に手間取ってしまい、気づいたら夜になってしまっていた。。ではせっかくのキャンプが台無しですね。
もっとも設営が楽なのは「ワンポール型(ティピー型)」、次いで「ドーム型」ですので、好みによって選んでください。

価格

キャンプで必要なものはテントだけではありません。タープ、コンロ、寝袋にテーブル。。。などなど、思っているよりたくさんあるんです。
その中で、テントはキャンプの中で最も重要なアイテムですから、全体の予算感を決めて、その中でテントにはいくらくらい充てられるのか考えて選ぶようにしましょう。
※最近はレンタルも充実していますので、まずはレンタル品から始めるのもアリですね

実際に使用している方のレビュー

意外に参考になるのが、利用者のレビューです。
自分では気が付かないような発見もあるため、ひと通り見てみることをオススメします。有名サイトの評価が高いものであればまず間違いないと思います。
こだわりのキャンプを楽しみたい気持ちもあると思いますが、初心者は堅実なものからスタートするのをオススメします。

初心者向けおすすめテント10選

【コールマン】タフワイドドームⅣ/300 5~6人用

4人用ファミリーテント:Coleman-タフワイドドーム (引用元:Amazon)

ドーム型テントの定番中の定番で初心者から愛好家まで、広く使われているテントです。
キャンプ初心者でも、一人で組み立てできるアシスト機能付きで設営も簡単。サークルベンチレーションシステムがテントに装備されていて、しっかり換気できます。高さも185㎝あり、快適な居住空間です。

ogawa(オガワ) テント ドーム ピスタ34  3~4人用

ogawa(オガワ) ドーム型 テント ピスタ5 ピスタ34 (引用元:Amazon)

通(つう)のファンが多いオガワのテント。アマゾンや楽天でも評価が高く、こちらもシンプルなドーム型テントで人気があります。
クルスフレーム構造で、簡単に組み立て&撤収することができるので、初心者にもオススメです。前面パネルは跳ね上げることができ、開放的な空間を確保できます。

WAKU FIMAC(ワクフィマック)ドームテント 1~3人用

waku fimac 1/2/3/4/5人用 ドームテント (引用元:Amazon)

とにかく簡単に!安価に!という超初心者向けのドームテントならこれです。
アウトフレーム構造でフライシートだけでも自立。安心の耐水圧2,000mm。重量はなんと2.4キロという軽さ。さらに価格は7,000円前後で、スターターにはぴったりのテントです。

コールマン(Coleman) タフスクリーン2ルームハウス 4~5人用

タナベスポーツでも一番人気の2ルームテント、Coleman タフスクリーン2ルームハウス 》タナベスポーツで詳細を見る

2ルームテントの定番も、やはりコールマンは安定の人気があります。
こちらにも簡単アシスト機能がついていて、設営がとても楽です。広い室内は5人が余裕に泊まれる快適さで、換気機能もしっかりしています。また、耐水圧は2000mmもあるため、強い雨でも安心です。

スノーピークアメニティドームM 4~5人用

スノーピーク4人用テント:アメニティドームM 》タナベスポーツで詳細を見る

スノーピークのベストセラーテントがコレ。初心者にも設営しやすいようにフレームが色分けされています。
屋根が低いため、風の影響を受けにくいのも初心者にはありがたい特徴です。また、ハイブランドながら価格が抑えられていて、コスパの良い商品といえます。

ロゴス(LOGOS)ナバホTepee300 2~3人用

ワンポールテントで簡単設営 (引用元:Amazon)

使いやすさ、設営しやすさ、デザインの可愛さからロングセラーのテントです。
とても軽いので、女性でも設営・撤収が楽にできます。また、値段が比較的安いのも大きな魅力ですね

キャプテンスタッグ クラシック ワンポールテント オクタゴン460UV(UA35) 8人用

キャプテンスタッグ クラシック ワンポールテント オクタゴン460UV(UA35) (引用元:Amazon)

種類が豊富で価格も控えめで、入門編として根強い人気のキャプテンスタッグ。
このワンポールテントは8人用と大型ですが、ワンポール構造なので設営自体は簡単です。白を基調とした8角形のデザインも可愛くて評価の高いテントです。

Hilander(ハイランダー)エアートンネル ROOMY(ルーミィ) 4人用

Hilander(ハイランダー) エアートンネル ROOMY(ルーミィ)2 (引用元:Amazon)

全長6.3メートルと、余裕の空間でゆったり過ごせます。
エアーフレーム構造のため、大人一人で設営ができます。慣れれば15分で設営、10分で撤収とか。また、両サイドを3パターンで開けられるため、状況に応じて通気を確保することができます。

DOD カマボコテント 2~3人用

DOD カマボコテント3M (引用元:Amazon)

独特のフォルムと使い勝手の良さで人気の高いDODのトンネル型テント。
こちらは簡単な構造で一気に組み立てられるのが特徴。4本のフレームは全て同じ長さで迷うことはありません。インナーテントはメッシュ素材なので通気性もよく、天井には大きめのベンチレーターがあるため換気が充分できます。

ogawa(オガワ) アウトドア キャンプ テント シェルター型 ロッジシェルター2 3398 3人用

ogawa(オガワ) ロッジシェルター2 3398 (引用元:Amazon)

初心者向けロッジ型テントならコレ。初心者でも比較的簡単に設営・撤収ができます。
構造がシンプルなので、骨組みを組み立ててフライシートを被せるだけで設営完了です。また、壁面が垂直で高さが2.1メートルもあるため、過ごしやすさは文句なし。

テント設営時の安全対策

自然の中で行動するのは思っている以上に危険が伴うことを忘れないようにしましょう。
風雨に耐えられる素材選びも大切ですし、悪天候が予想される場合は中止や延期する決断も必要です。
また、設営する際には怪我や事故に充分気を付けてください。足場の強度や周囲に崖や水辺など危険な個所がないかもしっかり確認しましょう。

まとめ:自分に合ったテントを見つけよう!

キャンプを楽しく快適に過ごすのに欠かせない「テント」。
テントを選ぶ時間もキャンプ同様にワクワクしてとても楽しいものです。大きさや設営の簡単さなど、自分に合ったテントを見つけてくださいね。
たくさん種類がありますので、まずはレンタルから始めて自分に合ったものを探してみるのも賢い選択です。レンタル料や補償、ポイント制などメリットの多いタナベレンタルを是非検討してみてください!

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