ワンタッチテントのメリットデメリットを紹介

ワンタッチテントはデメリットが多い? 簡単に設置できる仕組みや他のテントとの違いを解説

ピクニックや夏のレジャーなどで活躍するワンタッチテント。
手軽に設営ができて持ち運びもコンパクトなので、あらゆるシーンで重宝しますよね。
ですが、本格的な宿泊を伴うキャンプで使うにはデメリットもあるんです。

今回は、ワンタッチテントのデメリットを解説した上で、おすすめのテントなどについて紹介します!
手軽に使えるテントを探している人は要チェックですよ。

ワンタッチテントとは?

コールマンのインスタントテントを組み立てる様子1 コールマンのインスタントテントを組み立てる様子2 (参照元:Amazon)

ワンタッチテントとは、傘のように生地と骨組み(ポール)が一体化しており、広げるだけで設営できる手軽さが特徴のテント。

通常のテントのように、ポールをスリーブに差してから組み上げるという手間がないため、初心者でも簡単に設営できる点が大きな魅力です。
畳むとコンパクト&軽量になるので、持ち運びが便利なところも嬉しいポイントですね。
手軽に使えることから、キャンプはもちろん、ピクニックや海水浴などの夏のレジャーに適しています。

その種類は豊富で、中にはダブルウォール構造で本格的なキャンプに使えるモデルもあるので、使用用途に応じて選ぶことがおすすめです。

コスパ抜群のクイックキャンプのワンタッチテント

ワンタッチテントは一般的に見た目も立ち上げ方も傘のような構造になっています。クイックキャンプのワンタッチテントは取り出してから15秒で立ち上げまで完了する驚異的な早さを誇ります。

[クイックキャンプ] ワンタッチテント3人用 QC-OT210n
(参照元:Amazon)

ポップアップテントとの違い

よくある疑問、ワンタッチテントとポップアップテントの違い。

簡単に設営できるテントといえば、安価でより軽量なポップアップテントも候補に挙げられます。
しかし、安価という理由だけでポップアップテントを選ぶと後悔することも。

ポップアップテントは細いワイヤーが組み込まれている構造のため、非常に軽量というメリットがあります。
ですが、その反面壊れやすいというデメリットがあるので、強風時の使用は注意が必要なのです。
一方、ワンタッチテントはポールが交差されていて頑丈なため、ポップアップテントより耐久性は高くキャンプでも使えます。

ワンタッチテントはキャンプでも使えますが、ポップアップテントは、ピクニックや運動会などのイベントで数時間使うに留めておくのが無難でしょう。

組み立てが必要なテントとの違い

手軽に使用できることが魅力のワンタッチテントですが、一般的なテントでも設営が簡単にできるよう工夫されたモデルもたくさんあります。

最もポピュラーなテントとしてドームテントが挙げられますが、ドームテントは、2本のポールを交差する形でスリーブに差して立ち上げるシンプルな構造です。
また、ちょっと難易度は上がりますが、2ルームテントはその工程を応用したテントなので、慣れれば簡単に設営できるでしょう。

設営の手軽さはワンタッチテントには勝てませんが、組み立て式テントは骨組みがテントと一体化するため、強風にも耐えられる頑丈さがあります。
より快適で安心感を求めるなら、組み立て式のテントがおすすめですよ!

タナベスポーツで人気のドームテント
スノーピーク アメニティドームL

人気ブランドSnow Peak(スノーピーク)のアメニティドームは設営しやすいことでも知られています。タナベスポーツではアメニティドームを格安でレンタルできます!

Snow Peak(スノーピーク)アメニティドームL の使用イメージ
スノーピークのアメニティドームLを格安レンタル

ワンタッチテントのデメリット

安価で手軽に使えるワンタッチテントですが、一般の組み立て式テントと比べるとデメリットがあります。
ワンタッチテントのデメリットを解説するので、テント選びの参考にしてくださいね。

耐水性が低いものもある

ワンタッチテントは、多くがシングルウォール構造で防水機能のないモデルがあるため、注意が必要です。
シングルウォールとは、ポールとインナーテントのみの構造のことで、ダブルウォールは、これにフライシートがついた構造です。
そのため、雨天時には防水機能のないテントだとすぐに浸水してきてしまうのです。

ワンタッチテントでも安心して過ごすなら、耐水圧の高いものを選びましょう。
耐水圧とは、「この生地はどのくらいの水圧に染み出さず耐えられるか」を示している数値のことです。

耐水圧と耐えられる雨量の目安は、以下の通りです。

テントの耐水圧の目安
小雨:500mm
普通の雨:1,000mm
強い雨:1,500mm

上記から、ワンタッチテントでも1,500mmあれば雨でも快適に過ごすことができます。
宿泊を伴うキャンプなら、耐水圧はかなり重要ですよ。
ただ、ピクニックなど使用シーンによっては雨の心配がないので、用途に合わせての購入がおすすめです。

結露しやすい

外気とテント内の気温差により内側に水滴がつく「結露」。
シングルウォール構造のワンタッチテントは、この結露が出やすいというデメリットがあります。

宿泊を伴うキャンプでは朝晩の冷え込みにより温度差が大きいので、結露も多く出ます。
とくに寒い時期には結露が発生するとテント内の気温が低下するため、体が冷えて体調を崩しかねません。

また、結露は濡れたまま放置するとカビとなるため乾燥させる必要がありますが、ワンタッチテントは布と骨組みが一体化しているため、乾かしにくいという難点もあります。

宿泊するなら、ダブルウォール構造のテントを選ぶことがおすすめですよ。

FIELDOORのダブルウォール構造のワンタッチテント

ダブルウォールテントもAmazon系のものはすごく安いです…すごい…

FIELDOOR ワンタッチテント100 フライシート付のダブルウォールタイプ (参照元:Amazon)

紫外線対策をしにくい

テントを選ぶ際の重要ポイントとしてUVカット加工や遮光効果が挙げられますが、安価なワンタッチテントではその機能が少ないというデメリットがあります。

大量の紫外線を浴びるとシミ・シワになりやすい上、皮膚がんなどの健康被害も気になりますよね。
また、遮光性がないテントだとテント内が暑くていられない、なんてことも。

日光の下で安心してアウトドアを楽しむためには、UPF(紫外線防御係数)の数値が高いものを選ぶようにしましょう。
UPFとは紫外線防止の指標となる数値のことで、数値の大きいものほど紫外線をカットします。
15~50+の数字で表されており、50を超えたものはすべて【50+】と表記されています。

紫外線対策はテントの劣化を防ぐことにもつながるため、UPF値が高くUVカット加工のあるテントを選ぶことがおすすめです。

壊れやすい

ワンタッチテントは、組み立て式テントと比べると少ないパーツでシンプルに構造されています。
そのため、手軽に設営できる反面、強度が弱く壊れやすいというデメリットがあります。
最近では強度の高いワンタッチテントも増えていますが、強風に遭遇しやすいキャンプ場での使用には不安があります。

また、パーツの一部が壊れた場合には、布と骨組みが一体になっているため部分交換が難しい、ということも考慮しなければなりません。
パーツ交換ができるワンタッチテントもありますが、元々安価なワンタッチテントなので、壊れたら買い替えと割り切って購入を検討しましょう。

冬の利用に適さない

ワンタッチテントはシングルウォール構造のため、通気性が高いことがメリットです。
夏は涼しく、テント内でも快適に過ごせます。
その反面、冬は隙間から冷たい風が入ってきて寒い、というデメリットにもなります。
冬の夜なら、寒くてとても寝ることはできないでしょう。

冬にワンタッチテントを使用するなら、オールシーズン使えるダブルウォールタイプのワンタッチテントを選びましょう。
また、フライシートを一緒に使用すると防寒対策や結露防止になっておすすめです。

しっかり防寒対策をすれば、ワンタッチテントでも快適に過ごせますよ。

長く使えて機能的なものを 狙うならダブルウォールの ワンタッチテントがおすすめ。

そんな中でもおすすめなワンタッチテント

DOD – わがやのテントL


DOD(ディーオーディー) わがやのテントL 5人用 快適 簡単 ワンタッチ ポリコットン インナー UVカット T5-869-TN (Amazonより引用)

高いデザイン性・機能性とユニークなネーミングで幅広い層に人気のDOD。
「DOD – わがやのテントL」は、これまで紹介してきた耐水性・紫外線対策の低さ、壊れやすさなどをカバーしたワンタッチテントです。

ワンタッチテントの中では少ないダブルウォール構造を採用しているため、雨風・紫外線・寒さに強く耐久性が高いところが最大の特徴。
フライシートがあらゆる環境からインナーテントを守ってくれるので、宿泊キャンプでも安心して過ごせますよ。

インナーテントはポリコットン素材のため結露が出にくく、柔らかい触り心地やナチュラルな質感も魅力です。
また、ソロからファミリーまで対応する3サイズ展開のため、幅広い層が選べる点も嬉しいポイントですね。

ワンタッチテントのメリット

手軽に使えてファミリーに人気!夏のレジャーでも活躍するワンタッチテント。
どんなメリットがあるのかみていきましょう。

簡単に設営できる

ワンタッチテントは、傘をさすように骨組みを広げるだけで設営ができます。
そのため、初心者や1人でも簡単に短時間で設営できる点が最大の魅力です。
大人数用のテントもありますが、設営方法は変わらないので、サイズ問わず手軽に設営できる点もメリットの1つですね。

設営が簡単なため短時間で作業が完了するので、小さい子供がいるファミリーキャンパーには嬉しいテントです。
設営が早く終われば、アクティビティ・料理・食事時間・お風呂などの時間が長くとれるので、楽しく充実したキャンプになりますよ。

比較的安価で購入できる

ワンタッチテントは、シンプルな構造で使用されているパーツが少ないため、一般の組み立て式テントより安価で購入できます。

キャンプを始めるにはいろいろな道具を揃えなければいけません。
とくに一番大物であるテントは高くて、なかなか手が出ませんよね。

そんな時には、安価なワンタッチテントを選ぶという手段もあります。
安いから品質が心配という人もいるかもしれませんが、頑丈な作りで機能性が高いモデルもあるので、まずはワンタッチテントから導入するのもおすすめですよ。

細々した道具が必要ない

ワンタッチテントは、布とポールが一体化しているため、通常のテントでは使う道具・備品などが必要ありません。
テントを固定するためのペグやロープハンマーも不要なので、荷物が軽く持ち運びが非常に便利です。

また、ポールだけが単独にならないので、ポールをなくす心配がないという利便性もあります。
通常の組み立て式テントは何本ものポールを別の袋に収納するので、時にはそれを忘れてしまうことも。
キャンプ場に到着して、設営に必要なポールがない!なんて最悪の事態も回避できて安心ですよ。

タナベスポーツでレンタルできる設営が簡単なおすすめテント

タナベスポーツでは、ワンタッチテントのデメリットをカバーしたテントを安価でレンタルすることができます。
ここからは、タナベスポーツがおすすめする設営が簡単なテント2選を紹介します!

コールマン テント ツーリングドームST

Coleman- ツーリングドームst

コールマン「テントツーリングドームST」は、定番の1~2人用ドームテント。
収納時は直径約23×54cmとコンパクトながらも、展開サイズは約210×120×100(h)cmと十分な広さがあります。
また、荷物や靴の収納として便利な前室もあり、雨天時でも室内に雨が入り込んできません。
ポールに差し込む金具がついているガイド仕様のため設営が簡単で、初心者にもおすすめのテントです。

コールマンのテントツーリングドームSTを格安レンタル

ホールアース アーストリッパー2.0

Whole Earth-EARTH TRIPPER 2.0

ホールアース「アーストリッパー2.0」は、遮光性に優れた1~2人用のドームテント。
2人分のチェアを置いてもくつろげるほどの大きい前室があり、収納スペースや靴置きとして使えるのでテント内をより広く使うことができます。
ソロキャンプでも広い快適空間を求めている人におすすめですよ。
耐水圧は3,000mmと高い上スカートがついているので、大雨・強風でも安心して過ごせる耐久性の高いテントです。

ホールアースのアーストリッパー2.0を格安レンタル

設営しやすさや機能をチェックしてテントを選ぼう

今回は、手軽に設営できるワンタッチテントについて、デメリットやそれをカバーする方法について解説しました。 安いからとすぐに買ってしまうと後悔するかもしれないので、ぜひ本記事を参考にテント選びをしてくださいね。

タナベスポーツでは、テントはもちろん必要な道具を一緒にレンタルできるセット商品もあるので、初心者でも手軽にキャンプを始められますよ。

収納やメンテナンス不要なタナベスポーツのキャンプレンタルを活用して、快適なキャンプライフを過ごしましょう!

タナベスポーツでキャンプ用品を格安レンタル!

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